カテゴリー「本」の記事

2009年11月25日 (水)

もう、怒らない

「もう、怒らない」
・・・別に、私の誓いじゃないですヨーあせあせ
本のタイトルです。

著者は私より10も年下のお坊さん。「欲望」「怒り」「迷い」という三大煩悩がいかに悪影響を与えるかということ、そこから救われる方法を、いまどきのありがちなシチュエーションに結び付けて、じつにうまく書いてある。

要するに、
「叶わぬ欲にかられたり、すぐムカついたり、思い迷ってばかりいるのは全てエネルギーの無駄遣い。そーいうときは、いまそこにある現実に意識を向け、毎日の当たり前のことを大事にしてみよう。そこに集中できたときに、本当の充実感が訪れる」
みたいなことだろうか。

当たり前っちゃ当たり前のことなのだけど・・・でも、今の私には目からウロコ。はっきりいって救われた。まさにドンピシャの本だった。
いや、もしかして少し前の私だったらピンと来なかったのかもしれないけど。必要なときに必要な本に出会えるものだ。

そしてもうひとつ嬉しかったのが、あとがきの謝辞に出てくる担当編集者が私の知っている人だったこと。生き馬の目を抜く幻冬舎で、こうして淡々といい仕事をして、ちゃんと実績を上げ続けているのはすごいと思う。

彼女の仕事ぶりこそ、まさに仏道の教えに則った集中力のたまものかも!?


えんぴつ以下は個人的に印象に残った部分のメモ本

◆欲望というのは叶わないものほど刺激的。だから、ひとつの欲望が満たされたら人は次の欲望を求めてしまうもの。仕事でも「やりたい仕事をやる」ことにこだわるより、何も考えず淡々と行う仕事のほうがずっと集中でき、充実感を感じられるもの。

◆「今やっていること」を実感しなくなると、そのこと自体がつまらなく、面倒くさく感じられるようになってしまう(=日常がおろそかになるということ?)

◆「聞き上手」という名の「聞くフリ詐欺師」にならぬこと。「本当は自分が話したいのに」と「でも聞いてあげなきゃ」という2つの心に引き裂かれながら会話してても楽しいわけがない。(これ、耳が痛い)

◆「怒り」によって人はつまらない日常を一時的に忘れることができる。だから人は勘違いして「怒り」を求めてしまうのだけど、じつは心身にものすごいダメージを与える。しかも、怒れば怒るほどエネルギーは増幅する。種火のうちに消し止めること。

◆対策としては、怒りの中身をカッコに入れ、末尾に「・・・と思っている」とつけてみる。誰かにムカついたときは、「『○○にムカつく!』・・・と思っている」てな具合。

◆迷えば迷うほど集中力・決断力が低下して非効率。対策その1としては、「迷ってる自分」を自覚し、今ここにある現実に意識を引き戻すトレーニングをすること。「私」を超えたとき本当の集中が訪れる。

◆迷い対策その2としては、普段何の気なしにやっている行動の細部に注意を向け、じっくり観察し、面白さを発見すること。

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2009年11月20日 (金)

今さら妄想:ヅカ版「鴨川ホルモー」

ものすごく今さらながら「鴨川ホルモー」にハマっている。
こんなに面白かったとは!!

それでこの話、タカラヅカでやったらいいと思うのよね。
バウで、若手で。

というわけで、さっそくですが、雪組「雪景色」メンバーで妄想してみました。

安倍(主人公、自称イケてない京大生。さだまさしのファン)
→早霧せいな

高村(安倍の親友。ちょっとズレた帰国子女で、何故かチョンマゲ姿)
→沙央くらま

楠木ふみ(マッシュルームカットに眼鏡。大木凡人に似ている)
→大月さゆ

早良京子(安倍が一目ぼれした、鼻の美しい女子大生)
→舞羽美海

コマちゃんの高村は想像しただけで笑える。チョンマゲ絶対似合うと思う。さゆちゃんの楠木ふみも、めっちゃパワフルになりそう。

我が故郷の星がおりちゃん(香綾しずる)をスガ氏とするか、芦屋とするかは迷い中。ってそんなに真剣に考えることもないのだが。

あとはホルモー軍団の客席降りをやって欲しいなあ。ただし、衣装や鬘はタカラヅカ風に可愛くしてね。


ああ、それにしても、我がマイブームというのはどうして、世間の流行とは全く関係なく、大幅に遅れてやってくるのだろうか。
今度は「ビリーズブートキャンプ」とかに、いきなりハマりそうな自分が怖い・・・ふらふら


※青年館「雪景色」観てからの付記
安部と高村は役替わり希望!(ちぎちゃんの高村が観たくなったため)。がおちゃんはやっぱりスガ氏でしょう。

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2009年11月17日 (火)

名著復刊!

「ルワンダ中央銀行総裁日記」が増補版として中央公論新社より復刊されるらしい。

http://www.fukkan.com/fk/CartSearchDetail?i_no=68313047&tr=s

この本、知人から借りて読んだのだが、今どきにはない骨太な良書。手元にも欲しいなーと思って探したのだが、絶版で、アマゾンのユーズドでも何千円もしたから諦めていたものだ。

中公の編集の方にお会いしたときも「この本、復刊してくださいよ~」なんて言ったこともあったくらいだから、うれしい。

まあ映画やテレビドラマの影響で、国家のため世の中のために体を張って戦う男が注目される時代だ。時代の風が吹いてきた、というのが大きいのかもしれないけれど。

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2009年11月13日 (金)

じつは新刊出てます

いまどきの書き手たるもの、本が出たらブログで宣伝のひとつもするというのが常識なのだが、この作業、不思議とエネルギーがいるふらふら
だからといってサン牧に逃げてばかりいてもいけないので、宣伝します!

「著者の素―採用される企画と出版社のしくみがわかる」(万来舎)

「企画のたまご屋さん」を6年間運営してきた経験、および、私自身が本を書いてきた経験に基づいて書いてます。加えて、本書の「影の著者」編集O氏の懇切丁寧なるアドバイスにより、出版社目線からの情報も満載。

いわゆる出版バイブルは数あれど、書き手・出版社そして出版エージェントの3者の視点で書かれた本は初めてじゃないですかね~と自負してみる手(チョキ)

加えて、編集O氏の渾身の表紙画像スキャンによる「企画のたまご発・セレクト50冊」ってのも巻末にズラリと掲載してます。著者デビューの事例として参考になると思われます。

というわけで、本なんぞ出してみたいと思う人は多く見積もっても20人に1人ぐらいしかいないはずだから、95%の人にはまったく必要ない本なのだが、残り5%の人にはおすすめです。

(・・・と考えると、日本の生産年齢人口は約8000万人だから、うち400万人に売れたら、大大大ミリオンセラーじゃないか~(≧∇≦)

ご興味のある人は是非・・・といいつつ、95%の人にはまったく必要ない本のため、お近くの書店にはない可能性も大ですたらーっ(汗)
紀伊國屋新宿店、ジュンク堂池袋店クラスの大手書店、もしくはアマゾンBK1楽天ブックスセブンアンドワイなどでどうぞ。

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2009年11月 8日 (日)

はじめて講師を頼まれたら読む本

たま~に人前で話す機会がある私なのだが、依頼を受けるたびに、ドキドキ、オタオタしてしまい、いつになっても進歩がないたらーっ(汗)
そんな私にぴったりの本をみつけたので、ご紹介。

「はじめて講師を頼まれたら読む本」(大谷由里子・中経出版)

以下、なるほど!と思ったことのメモメモえんぴつ


◆磨き上げた5分ネタをたくさん準備しておけば、どんな講演にも対応できる。たとえば、90分の講演=5分ネタ×18本

◆セミナー講師とコンサルタント講師、講演講師はそれぞれ求められるものが違う。

◆「離陸の瞬間」をできるだけ話に盛り込む。

◆最初の3分「ツカミ」は必ず台本を書く。

◆レジュメをつくるなら、それ自体がひとり歩きするくらいのものを。

◆懇親会は「1時間ほどでよろしいですか?」で、楽しければ長居すればよい。

◆「うなずきくん」は前方と真ん中、後方で各1人ずつみつけておき、彼らをみながらしゃべるとよい。

◆質問が出なかったら、こちらから質問を投げかける。

◆いつ中断されても対応できるよう、5分ほどの「シメの話」をつくっておく。さらに、シメの話に向かうための話も準備しておくとなおよい。

◆ホームとアウェイでは戦い方が違う。


まさにタイトルのとおり、公演デビューならぬ講演デビューする人にオススメの1冊ですウインク

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2009年11月 5日 (木)

リクルートの女性力

八柱(千葉県松戸市)まで旅(?)の行き帰りに、「リクルートの女性力」(朝日新聞出版)という本を読んだ。
R社の社内報「かもめ」の編集長をなさっていた福西七重さんの著。

まえがきに「名物社員だけを書くつもりはありません」とあるわりには、トップ営業マンであったり、編集長であったり、私も知ってる社内のバリバリ有名社員のオンパレード。

ダメダメ社員だった私は、
「あ~~~、私ってやっぱりダメだったんだ~~~泣き顔
と、読み進むごとに落ち込んでしまったのだったたらーっ(汗)


しかし、私が思うにR社って世間でいわれてるほど、明るく前向きな側面ばかりじゃないのだが。じつはネクラな人も多いし(私も)、その暗~いコンプレックスが「バリバリ」の原動力だったと思うんだけどな。

ずっと「バリバリがんばる」ごっこをしている会社だった、今はそんな気がしてならない。素直じゃない私たらーっ(汗)

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2009年10月30日 (金)

ゲラ束5センチ

やっとやっと、「なぜヅカ」「宝塚読本」でたまった資料を整理した。

これもまた必要な作業。最後の締めくくり、みたいなもんだね。
おっくうがらずにさっさとやれば良いんだけどな~。

何回か出してもらったゲラの量がすごい!
厚みをはかったら5センチ近くありました。
私の本でさえこうだから、もっと大作になれば、もっとすごい量になるのだろう。

うーん、やっぱり本つくるのって紙を大量に消費する行為だ。
やっぱ、粗悪な本は作っちゃアカンと改めて思う。
(だったらオマエの本はどうなんだ?と突っ込まれそうですがふらふら

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2009年10月17日 (土)

目からウロコ

『スーパー編集長のシステム小説術』(校條剛/著・ポプラ社)

長らくの間、本を読む気にならなかったのだが、久しぶりに読みはじめた本。
著者は元「小説新潮」の編集長で、その後、新潮新書の部門にうつり「国家の品格」をつくった人。ちょっと前の新書ブームの立役者みたいな人だ。

この本、「精神論はいらない 必要なのはシステム」っていうキャッチにそそられてずっと読みたいと思っていた。
だけど、アマゾンではずっと在庫切れで、入荷を待っていたんだけど、いっこうにその気配がない。中古が安くなってたからようやくそれを買った。こういう本を地道に売ってくれないのはなんか哀しい。

・・・と、そんなグチはさておき、この本の44ページの、

「自分探し」はやめよう

という項目を読んで、目からウロコが落ちたような気分電球になったのだった。
要するに、人はだーれもアナタのことなんか興味ないんだから、私小説みたいなものを書くのはやめときましょうってことがスパッと書いてある。

そ~~なんだ、私がこの数年にわたって、ずっとモヤモヤ、ムカムカと吐きそうだった要因はここにあったんだ!と。

最近、本をもっぱら「自分ブランディングのための」ツールとして活用しようという動きが加速化している。出版セミナーは大盛況、不況な出版界では今や、「一番お金を取れるのは著者」なのだ。

でもそうやって作られる本って、読み手のほうを向いてない。もちろん、売れなきゃ話にならないから、二義的には「面白さ」「お役立ち度」は重視されるのだけど、でも一義的には著者自身のために出す本だ。

また、私は出版エージェントのNPOもやっていて、いろんな企画書に目を通す機会も多いのだけど、その大半が自分が「抱えているもの」を吐き出したいという衝動にもとづいたものばかりだ。その向こうにある一人ひとりの大変な人生に思いを馳せつつも、こっちはその重みに踏み潰されそうになる。

もちろん人それぞれ、仕事や立場によって、いろんな考え方、価値観、都合があると思う。

でも私は、本はやっぱり「読み手を楽しませるため」にあって欲しい。
著者の自己満足のための本が書店に溢れかえるのは、耐えられない。

意外に思われるかもしれないけれど、たまに学生さん向けのキャリア学習の時間などに「本を書くときに一番大切にしてることは何ですか」といった質問をされると、

「自分を捨てること」

って答えてた。
漠然と大事に感じていたから、そう答えていたんだけど、それは校條氏がいわんとしていることと繋がっているんだとはっきりわかった。

ここ最近ずーっと、暗闇のなかをふらふら彷徨っているような感じだったのが、久しぶりに明りが見えたのかも、という気分。
そういえば、サン牧以外の日記書いたのも久しぶりだな(≧∇≦)

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2009年10月 5日 (月)

地道ですけど

091015onetwo 拙著「なぜ宝塚歌劇に客は押し寄せるのか」(小学館新書)&「宝塚読本」(文春文庫)、アマゾンの「宝塚」カテゴリでの1、2位を独占しているのをみつけると、うれしくなって、つい画面をキャプチャしてしまう私。

今日11時にもそういう瞬間があって、思わず画面ゲット!

それにしても「なぜヅカ」は発売後2カ月、「宝塚読本」は1カ月がたっているのに、こうして地道に売れ続けるのはうれしいことだ。
本当にありがとうございます。


※ちなみに小学館新書、10月の新刊のなかに勝間和代さんの「目立つ力」ってのがある。
確か10月の新刊は12冊ほどあるといっていたけど、広告宣伝はまさにカツマ一色!

「同じ発売月じゃなくてホントによかったあせあせ(飛び散る汗)」と、つい思ってしまう私なのでしたあせあせ

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2009年9月14日 (月)

アサ芸取材

かの「週刊アサヒ芸能」の取材を受けた。


えええーーーーっ!!
グラビア?
水着?



・・・・・んなわけないですヨあせあせ
「本バカにつける薬」っていうコーナーに登場予定。
「なぜヅカ」の著者として。

記者さんいわく、
「ここだけは真面目なコーナーなんで、安心してください」
だって。

そんなわけで、「どんなエロい質問でも答えますっ!!」という覚悟で臨んだものの、杞憂に終わった。唯一、アサ芸らしかった質問は、
「ラインダンスって、やっぱりおじさんウケがいいんですか?」
ぐらいかな。

写真撮影もあったんだけど、カメラマンさんがちょっとヨン様の香りを発する人当たりの良いメガネ男子で、「あー、こういう人に撮影されると、ギャルたちも心開いちゃうのかなー」とか考えたり。

見本誌も1冊いただいたが、「袋綴じページ」なるものを久々にみました。
私の記事は10月半ばに掲載予定だそうです。

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