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カテゴリー「カンゲキの記録」の記事

2020年2月14日 (金)

紅-ing!!!

ねじまき鳥より一転……めっちゃ楽しかったです‼️‼️

受け身じゃダメとのご指導もあったので(笑)ペンライトも買って思いっきり盛り上がりにいっちゃいました。

紅5も再結集(ただし一人だけパネル)、紅子さんはますますパワーアップ‼️
何より、迷いや模索も含めた「紅ゆずるの今」が等身大に表現されているのがとても良かったな。まさに紅-ingなコンサートでした。客席の皆さんの心の中でも「紅ゆずると共に」の第2章が始まってしまったのではないかと思います。

トークコーナーの本日のお相手は如月蓮くん。
いつも突っ込まれキャラのれんたくんですが今日は思いがけず真面目なトークになってびっくり。

「今日の最高!は明日からの第一歩」

みたいな話がとくに響きました。
舞台でもスターさんの卒業でも、何かとても素敵なことが終わるときって淋しいけれど、それも明日からのリスタートだと思えばまた心持ちも違うよね。
この考え方、私の心の中でも採用です。

※バレンタインなのでチョコもいただきました!

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2020年2月13日 (木)

舞台『ねじまき鳥クロニクル』

村上春樹の小説の中で『ノルウェイの森』が大好きと言うと、ハルキストの皆さまには鼻で笑われますが、私はまさにそういうヌルい読者です。
しかも、『ねじまき鳥クロニクル』は昔読んだものの気色悪い拷問シーンしか記憶になく、再読を始めたものの3分の1ぐらいのところまでしか行き着けませんでした。
ですから、こんなこと言う資格があるのかわからないのですが・・・それでも原作の世界観が見事に体現されていたように思います。

インバル・ピントさんの舞台美術、振付の斬新さが村上ワールドの摩訶不思議な感じをよく表し、いっぽうで大友良英さんの音楽からは村上春樹の小説っぽいナチュラルな心地良さが感じられました。
キャストの皆さんもそれぞれ登場人物のイメージにぴったり。とくに笠原メイ役の門脇麦ちゃんの天真爛漫さには救われました! 綿谷ノボル役の大貫勇輔くんもヒール役の格好良さがたまらない、かなーりヤバいダンスシーンの見せ場もあります。吹越満さん演じる間宮中尉の壮大なる回想シーンもお見事でした。

もしかすると原作の世界が舞台でこうして立体化されることで、そこからまた何か小説読んだだけじゃわからなかった深いものが受け取れてるかも知れないですね。そうだといいな。


(そして以下は『ノルウェイの森』好きの個人的な妄想)

結局、『ねじまき鳥クロニクル』も『ノルウェイの森』も物語の基本構造はすごく似てるんじゃないかなあと思うんですけど、どうでしょう?
「やれやれ」が口癖でコーヒー淹れたりパスタ茹でちゃったりする癒し系男性(岡田トオル=ワタナベ君)が、心を病んだ女性(岡田クミコ=直子)を愛し、闇の淵から救い出そうとする。いっぽうで弱さを抱えつつも自力でそれを克服できる生命力溢れる女性(笠原メイ=緑)が男性の心の拠り所になる・・・どちらもそんな話ですよね。

そこで妄想なんですけど、今回風味の演出(舞台美術や音楽も)とキャストで『ノルウェイの森』もやってくれたらいいのに。とくに緑は門脇麦ちゃんにぴったりじゃないですか!(直子と緑なら絶対に緑派の私が言うんだから間違いない) 直子の病んだ感じも今日の成田亜佑美さんのイメージ。ワタナベ君はまさに渡辺大知くんでワタナベつながり。
昔、映画化されたものが酷くて消化不良感があるので、つい妄想に走ってしまいました。

以上いろいろ書きましたが、ヌルい村上作品読者としては思った以上に楽しめました。
これから原作の続き読もうっと。

※おまけ
大河ファンの方はロビーのお花にも注目を!

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2019年12月20日 (金)

タージマハルの衛兵

観てきました@新国立劇場小劇場

「本作品の一部に、流血表現がございます」(公式サイトより)との事前告知のとおり、かなーり衝撃的な場面があり・・・・・終演後まっすぐ帰る気にはとてもなれず、友人たちとひとしきりお喋りしてやっと「いいお芝居だった。観て良かった」と思えるようになりました。

物語の舞台はインド・ムガール王朝時代、タージマハルの警備をするフマーユーン(成河)とバーブル(亀田佳明)。権力に従い規律を守ることで幸せが得られると考える真面目人間フマーユーンと、若干はた迷惑な自由人バーブル。幼馴染の二人の価値観の違いが、やがて悲劇をもたらします。

世の中の人はざっくりとフマーユーンタイプとバーブルタイプに分けられると思うし、どんな人にもフマーユーン的な部分とバーブル的な部分はあるから「さて自分はどうだろう」と考えさせられてしまいます。その意味で現代にも通じる普遍的な物語です。

(組織人不適格な時点で明らかにバーブルタイプのような気がする私に待っているのはああいう結末なのか〜〜〜と思うと絶望的な気持ちになる)

対照的な役どころだけに、フマーユーン亀田さんとバーブル成河さんの役替わりもちょっと見てみたかったかも。

でも「流血表現」をもう一度見るのはちょっとしんどいかな(笑)

※追記

流血地獄から脱したら「これタカラヅカでやるならどのコンビで観たいか」妄想が広がりまくって困っています(笑)


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2019年12月14日 (土)

『(愛おしき)ボクの時代』その後

先月の日経MJで取り上げた『(愛おしき)ボクの時代』、記事でも宣言しておりましたが、1stプレビュー公演初日からの進化を見届けてきました。

……ぜんっぜん変わっていました。
すごい!!
前回観たときに感じた問題点はすべてクリアし、一言でいうと非常にわかりやすく、メリハリがついた気がします。
でも私が個人的に好きだった「ボブの君が好き」のナンバーは残っていて嬉しかったな(笑)
そして、キャスト一人ひとりのキャラが立ってました。あの熱量は自分たちが育てていくのだという自負から来るものなのかも知れないと思いました。

というわけで、1幕ラストまでは圧巻だったのですが、2幕は「帳尻を合わせすぎかも」と正直感じてしまいました…。おそらく「ここがわかりにくい」という意見の解消を重ねての事でしょうが、すべてを説明することが良い事ではないようにも感じました。
とりわけ天狗パパが昔をしのんで歌うナンバーはプレビューのときの方が圧倒的に好きだったかも。無理に若者と分かりあわなくてもいいのにと思ってしまいました(あくまで私個人の印象です)。

とはいえ、もう少し凝った衣装や舞台装置を使って、あるいはオケを使って上演したらどうなるのだろうと想像が膨らむ作品であることは間違いないです。
このトライアウト公演の客席の片隅に参加できて良かったと思いますし、次のステップを楽しみにしています。
#愛ボク

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2019年10月26日 (土)

舞台『アンクル・トム』の演劇的残尿感!?

いきなり尾籠なタイトルですみませんね。

私、どんな舞台でもわりと自分なりの解釈はできる方だし、できないときも「ああ、これは理解できない状況を楽しむ作品なのね」と納得できるタイプなのですが、これは本当にわからなかった! いやマジで!!

これが私だけじゃない、客席全員がそうなる作品。
キャストの中では「正解」があるそうなんです。でも、一度見ただけじゃ絶対にわからないと思う。
これを出演者の池田有希子さんが「演劇的残尿感」と称したのがTwitterなどで広まっているそうです。だから私もタイトルに採用(笑)

とはいえ面白いかそうでないかというと、ワタシ的には面白くて好みでした。
モノ書きの性みたいなものにはやっぱり興味がわくし、想像の上の上の上を行く展開はスリリングすぎて疲れる寸前。趣味悪すぎ、グロすぎ、ヘビーすぎの一歩手前の絶妙な味わいって感じでしょうか。

ストーリーなどは「げきぴあ」さんが詳しく取材されているのでこちらをどうぞ

韓国でトライアル的に公演されたばかりのものを、韓国での本公演より前に日本風にアレンジして上演しちゃうという珍しいパターンらしい。
出演者4名は全員表裏ありまくりで良かった。特に上口耕平くんの振れ幅すごい!!
楽しみにしていた新納トムおじさんの胡散臭ダンディな感じも素敵でした。

「演劇的残尿感」気になる方は博品館劇場へ!
チャンスは明日しかありません。

モヤモヤしながら劇場を出てとぼとぼ帰途につきましたが、帰りの電車の中で「もしかして、こーいうことでは?」というのを私なりに思い付いたので、今はそれなりにスッキリしています。でもやっぱり気になる正解が・・・(残尿感

2019年10月 5日 (土)

治天の君

「劇チョコ」こと劇団チョコレートケーキの代表作、待望の再演。いやこれおススメです。お時間ある人は是非どうぞ…ということを最初に言っておきます!

どちらかというと存在感の薄い大正天皇にスポットを当て、その人間像に迫る衝撃の作品。玉座だけのシンプルな舞台上で明治、大正、昭和それぞれの時代の色の違いがくっきりと描き出されていきます。

歴史というものが「言葉を弄する者(←「月雲の皇子」より)」たちの都合で書き換えられていく怖さ。あるいは、己に与えられた使命を全うしようとする姿の美しさ…歴史劇の中で色んなことを感じさせる硬派な作品。ああそれなのに、終演後には何か温かいものが心に残るのが不思議。それが劇チョコマジックなのかも。

以前「熱狂」という作品を観たのですが、そのときヒトラーだった人が大正天皇に!?(西尾友樹さん)、ヒトラーに心酔していく純朴な若者だった人が昭和天皇に!?(浅井伸治さん)……その変わりようにもびっくり。役者さんってほんとにすごいな。

進行役でもある貞明皇后節子役には、白鴎さんの娘の松本紀保さん。あのそこはかとない気品は梨園の血筋のなせる技かと納得しました。

西洋に追いつけ追い越せの明治と、戦争に向かってひた走った昭和の狭間、ほっと一息の大正3年だからこそ宝塚少女歌劇も生まれ出ることができたんだな……ワタシ的にはふとそんなことも考えてしまったのでした。

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2019年9月28日 (土)

ファクトリーガールズ

なぜ今、労働組合の話を?と思いそうですが、妙に今の時代にマッチする感じを受けるのは現在が再び分断と搾取の時代を迎えているからではないでしょうか。今回初演の日米合作ミュージカルだそうです。この作品が観る人に勇気と希望をもたらせることを願ってます。

体制側と折り合いながら戦わす現状を変えようとするハリエットの苦悩、見てて苦しいけど世の中そういうもの。パワフルソニンちゃんの抑えたお芝居がとっても良かった。彼女の存在がこの作品にとてもリアリティを与えていると感じます。

剣幸さん、実咲凜音さん、そして柚希礼音さんと元タカラジェンヌ大活躍。皆さんやっぱり強い女が似合う!  とくにちえさん群舞のセンター似合い過ぎ〜〜!! あれなら付いていきたくなりますわ。しかし、カテコのちえさんはちえさんのままで一気に和みました〜〜

※紅ゆずるさんからもお花が!

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2019年9月27日 (金)

はたらく細胞2

ちょっと異色な舞台を観てきました。体内の細胞君たちの物語。健気に頑張る方向音痴な赤血球ちゃんと、彼女を密かに見守る白血球くん(恋なのか?)。そこに襲いかかるインフルエンザウイルスやピロリ菌、そしてラスボスはガン細胞…原作があるのでこれもまた2.5次元舞台なんですね。

色んな役割の細胞が個性的なキャラで登場するのが楽しく、全員でムンブスウイルス(おたふく風邪のウイルス)のお面を被ったり(笑)、巨大な乳酸菌ボールを運んだりなど客席参加の仕掛けもたくさんあり。予防接種が効く理由や乳酸菌の役割、ガン細胞とはどういうものかなどもよくわかりました。なかなか勉強にもなる舞台です。

今回続編みたいですが、パート1で普通の細胞役だった人がガン細胞役。恐ろしいけど何だか切ない…やはりヨーグルト食べて腸内環境整えて、ストレスは解消した方がいいなって思ってしまったよ。

殺し屋なのに優しさを捨てきれない白血球役の北村諒さんがとっても魅力的。客席は100%若い女性でしたが、なんだか空気がほのぼのと温かかったです。原作面白そうなので読んでみたくなりました〜〜

※客席全員がこのお面をつけるという一幕も! 

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2019年9月26日 (木)

THE CIRCUS!

スターファイルで演出・振付のTETSUHARUさんを取材させてもらってたので楽しみにしてた舞台。主人公の親友が悪魔の石的なものを手にして強大なパワーを持ってしまい、彼と地球を救うべく仲間と共に戦うという、ありがちといえばありがちな設定のお話なのに、TETSUHARUさんの独特な世界観が感じられて不思議に面白く観ることができました。エピソード0から進化してきたお話なので、シリーズの最初から観てる人はもっと楽しいんだろうな。

なんといっても見どころはダンスパフォーマンス。戦いの場面も全部ダンスで表現されるのがカッコよくて、ひたすら食い入るように見てました。

とくに主演の屋良朝幸さんのダンスがとても私の好きなタイプでした。タカラヅカ的に言うなら和希そらさん系? それにキャストの皆さん、設定的にもそれぞれ特殊能力を持っているんですけど、リアルに身体能力がすごい。そして壮一帆さん期待どおりのオトコマエで素敵でした。

この作品も「オリジナルミュージカル」と銘打っていて、従来イメージのミュージカルとは違うという話をインタビューの時もされてました。やっぱり「ミュージカルであってそうじゃない」ところを狙う作品、増えてるなぁ。

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2019年9月20日 (金)

怪人と探偵

の観てきました。

以下、箇条書きな感想メモですみませんなのですが…


・加藤和樹くんめっちゃかっこ良かった歌も良かった!! マイベスト加藤和樹なくらい。

・中川くんはやはり神から与えられし声の人と再認識。

・大原櫻子ちゃんは魔性の女。難しい役だけどなかなかいいセンいってた。

・お芝居の部分と音楽の部分がややブツ切りな感じが。でも、主役じゃない人にもすごく面白いソロがあったりしたのは良かった。

・ダンスに関してはもう少し見応えあるシーンが欲しいところ。

・お話は原作があるのでしっかりしてて面白い。セリフの言葉も香り高い。そして結末に唖然…。


全体的に所々であと一歩感はあったのだけど、それでも試み自体はすごく面白いと思ってる。正直、これタカラヅカにぴったりだし思わず配役妄想したくなるし、実際タカラヅカでやったらもっと洗練された舞台になるかなぁとも思う。でもそれは、タカラヅカがこれまで何十年もオリジナルミュージカルの経験値を積んでるからであって、外の世界だって経験値積めば追い付く話だ。実際、最近はオリジナルの新作ミュージカルをやっていこうという気運が昔より高まっている気がする。日本のミュージカルの潮目もこれから変わるかな。

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