カンパニーデラシネラ『どこまでも世界』
小野寺修二さん主宰のカンパニーデラシネラ『どこまでも世界』@神奈川芸術劇場大スタジオ。
以前日経MJでも取り上げたこともあるカンパニーですが、公演中止の嵐が吹き荒れる中粛々と続けておられるのを見つけて急遽観に行くことに。
いやはや脳のストレッチ〜ストレッチでリフレッシュ、めっちゃ良い気分転換になりました!!
日常生活のいろいろなシーンをマイム的な動きだけで表現するのですが、想像もつかない変なことが次々と起こる!何でもない動きに思わず笑ってしまったりドキリとさせられたり、気がつけば「さぁ次はどんなことが起こる?」とワクワクしちゃってる私がいました。
正直、最初は「理解しなきゃ」脳が勝っちゃって、そうすると脳内?マークだらけで苦しくなっちゃう。途中から「えーい!何でもいいやー」とスイッチを切り替えたら、とたんに色々楽しくなってきて、ふと気がつけばデラシネラワールドにどっぷり。「わかろうとすること」って逆に視野を狭くするんですよね。面白い。
4人の出演者の皆さんの芝居心あふれる動きに目が釘付け。とくに主宰の小野寺修二さんご自身、そして藤田桃子さんが舞台上で拝見できたのは感激です(記事書いたときにお二人のワークショップを受けさせていただきました)。小野寺さんはとってもチャーミング、藤田さんの存在感の独特さに圧倒されました。
「デラシネラのスーパークリエイター&アドバイザーが結集した」という音楽、美術、照明もとっても素敵です。
「現在、新型コロナウイルス感染拡大が危惧される状況ですが、上演にあたって慎重に注意を払いながら、公演を実施致します」との判断。
無言劇であることや規模、期間からしてこの判断はありだと私も思います。
お客さんは100名くらいは来てたかな。
両端2列ほどだけシートがかけてあったけど、後はほぼ埋まっていました。
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