『(愛おしき)ボクの時代』その後
先月の日経MJで取り上げた『(愛おしき)ボクの時代』、記事でも宣言しておりましたが、1stプレビュー公演初日からの進化を見届けてきました。
……ぜんっぜん変わっていました。
すごい!!
前回観たときに感じた問題点はすべてクリアし、一言でいうと非常にわかりやすく、メリハリがついた気がします。
でも私が個人的に好きだった「ボブの君が好き」のナンバーは残っていて嬉しかったな(笑)
そして、キャスト一人ひとりのキャラが立ってました。あの熱量は自分たちが育てていくのだという自負から来るものなのかも知れないと思いました。
というわけで、1幕ラストまでは圧巻だったのですが、2幕は「帳尻を合わせすぎかも」と正直感じてしまいました…。おそらく「ここがわかりにくい」という意見の解消を重ねての事でしょうが、すべてを説明することが良い事ではないようにも感じました。
とりわけ天狗パパが昔をしのんで歌うナンバーはプレビューのときの方が圧倒的に好きだったかも。無理に若者と分かりあわなくてもいいのにと思ってしまいました(あくまで私個人の印象です)。
とはいえ、もう少し凝った衣装や舞台装置を使って、あるいはオケを使って上演したらどうなるのだろうと想像が膨らむ作品であることは間違いないです。
このトライアウト公演の客席の片隅に参加できて良かったと思いますし、次のステップを楽しみにしています。
#愛ボク
« Butterflies in my stomach | トップページ | タージマハルの衛兵 »
「カンゲキの記録」カテゴリの記事
- 紅-ing!!!(2020.02.14)
- 舞台『ねじまき鳥クロニクル』(2020.02.13)
- タージマハルの衛兵(2019.12.20)
- 『(愛おしき)ボクの時代』その後(2019.12.14)
- 舞台『アンクル・トム』の演劇的残尿感!?(2019.10.26)
コメント