舞台『アンクル・トム』の演劇的残尿感!?
いきなり尾籠なタイトルですみませんね。
私、どんな舞台でもわりと自分なりの解釈はできる方だし、できないときも「ああ、これは理解できない状況を楽しむ作品なのね」と納得できるタイプなのですが、これは本当にわからなかった! いやマジで!!
これが私だけじゃない、客席全員がそうなる作品。
キャストの中では「正解」があるそうなんです。でも、一度見ただけじゃ絶対にわからないと思う。
これを出演者の池田有希子さんが「演劇的残尿感」と称したのがTwitterなどで広まっているそうです。だから私もタイトルに採用(笑)
とはいえ面白いかそうでないかというと、ワタシ的には面白くて好みでした。
モノ書きの性みたいなものにはやっぱり興味がわくし、想像の上の上の上を行く展開はスリリングすぎて疲れる寸前。趣味悪すぎ、グロすぎ、ヘビーすぎの一歩手前の絶妙な味わいって感じでしょうか。
ストーリーなどは「げきぴあ」さんが詳しく取材されているのでこちらをどうぞ。
韓国でトライアル的に公演されたばかりのものを、韓国での本公演より前に日本風にアレンジして上演しちゃうという珍しいパターンらしい。
出演者4名は全員表裏ありまくりで良かった。特に上口耕平くんの振れ幅すごい!!
楽しみにしていた新納トムおじさんの胡散臭ダンディな感じも素敵でした。
「演劇的残尿感」気になる方は博品館劇場へ!
チャンスは明日しかありません。
モヤモヤしながら劇場を出てとぼとぼ帰途につきましたが、帰りの電車の中で「もしかして、こーいうことでは?」というのを私なりに思い付いたので、今はそれなりにスッキリしています。でもやっぱり気になる正解が・・・(残尿感
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