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2019年10月 5日 (土)

治天の君

「劇チョコ」こと劇団チョコレートケーキの代表作、待望の再演。いやこれおススメです。お時間ある人は是非どうぞ…ということを最初に言っておきます!

どちらかというと存在感の薄い大正天皇にスポットを当て、その人間像に迫る衝撃の作品。玉座だけのシンプルな舞台上で明治、大正、昭和それぞれの時代の色の違いがくっきりと描き出されていきます。

歴史というものが「言葉を弄する者(←「月雲の皇子」より)」たちの都合で書き換えられていく怖さ。あるいは、己に与えられた使命を全うしようとする姿の美しさ…歴史劇の中で色んなことを感じさせる硬派な作品。ああそれなのに、終演後には何か温かいものが心に残るのが不思議。それが劇チョコマジックなのかも。

以前「熱狂」という作品を観たのですが、そのときヒトラーだった人が大正天皇に!?(西尾友樹さん)、ヒトラーに心酔していく純朴な若者だった人が昭和天皇に!?(浅井伸治さん)……その変わりようにもびっくり。役者さんってほんとにすごいな。

進行役でもある貞明皇后節子役には、白鴎さんの娘の松本紀保さん。あのそこはかとない気品は梨園の血筋のなせる技かと納得しました。

西洋に追いつけ追い越せの明治と、戦争に向かってひた走った昭和の狭間、ほっと一息の大正3年だからこそ宝塚少女歌劇も生まれ出ることができたんだな……ワタシ的にはふとそんなことも考えてしまったのでした。

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