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2019年6月17日 (月)

「アインシュタインの休日」

吉田小夏さんの新作舞台、観に行ってきました!
演劇集団 円×シアターΧ提携公演「アインシュタインの休日」

時は大正11年、アインシュタイン博士来日のニュースに沸く日本。西洋文化がどっと押し寄せ、みんな新しいものハイカラなものに興味津々、そんな浅草の市井の人々の明るく楽しくちょっぴり切ない日々が小夏さんらしい繊細さで描かれていきます。それを浅草のシアターXで上演するとは、これまた粋だなぁ〜

個人的にアインシュタインという人に昔から興味があったのですが、そのお方がこの時代に来日し、日本の一般庶民にこんな風に素朴な大歓迎を受けたのか〜というのは初めて知りました。
しかも、大正文化が花開き、女性がパワーを増し、宝塚歌劇もできたばかりのこの時代も大好き…というわけで、私の好きなもの興味のあるもの尽くしのお話で、これはもうワクワクが止まりません。

士族からパン屋を始め何とかここまでやってきた夫婦、ある理由で軍人の夫の家から出戻ってきた姉娘、本が大好きで世の中をもっと知りたい妹娘と、彼女に想いを寄せる下宿の大学生、浅草オペラの歌手を目指す少女やペラゴロのパン職人もいたりして…巨大な歴史の流れの中では藻屑と消えてしまうかも知れないけれど、そこにはかけがえのない一人ひとりの物語があります。

でも、大正11年といえば関東大震災のちょうど1年前なんですよね。
そして下宿の大学生くんはいわき(福島県)の、住み込みの女中として働く女の子は安芸(広島県)の出身というのもドキッとさせられます。いずれも、アインシュタインの研究成果によって、その後大きな影響を受けることになるわけですから。
舞台上で展開されるこの平和で能天気な日々は長くは続かない。それを観客だけが知っている残酷さよ。でも、今のこの日々だってそんなものかも知れない…。

なんでもない日常が愛おしくなって、日々を丁寧に生きようと思わせてくれる、そんな作品です。23日まで。

http://www.theaterx.jp/19/190614-190623t.php

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撮影/近郷美穂

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