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2019年3月 3日 (日)

群盗

肌寒い雛祭りです。が、まったく関係なく日本青年館にて宙組『群盗』観て参りました。
シラーの戯曲が原作だそうですが、同じくシラーの戯曲をもとに作られた日本映画『戦国群盗伝』もかなり参考にされているのかな。
タカラヅカ版としてなかなかうまく脚色されているなと感じました。
芹香斗亜さんのカールはハマり役ですね。貴族のお坊ちゃんが軽いノリ?から義賊の首領になっちゃう、そして破滅への道を歩むという無茶苦茶な展開を、あんな風にスーッと演じられる人はなかなかいないと思います。

そしてキャストがとにかく若い!
みんな頑張っている!!
正直、それぞれの役についてもう一歩深められれば・・・と感じた部分も少なからずあったのですが、それだけ骨太な原作ということでしょうし、学ぶことも多かったのではないでしょうか。タカラヅカの別箱公演の意義を考えればそれもまたアリかなと。この作品での経験が未来への投資になれば、それでいいと思います。
それにしても希峰かなたくんの悪い伯父ヘルマンには驚きました。99期がもうこんな渋い役を演じる時代なんですね(遠い目)。
あとはストーリーテラーでもある小役人ヴァールハイト役の鷹翔くんも巧かったな。

脚本・演出を担当された小柳奈穂子先生のプログラムのコメントが良いので引いておきます。
この作品は「理性と成果を求める我々にとって決して理解しやすいものではありません」としつつ、それでも今回この作品を上演する意義として2つを挙げておられます。

「1つは近年発表される作品が『泣ける』『元気が出る』など、機能重視になりすぎてしまっている事への問題提起。そしてもう1つが、そのような機能的でない作品にそれでも食らいつき、理解し、表現するという表現体力とでもいったものを鍛える負荷としての意義です」

こういう問題意識の元で『群盗』を、そして、東京宝塚劇場で『霧深きエルベのほとり』を上演できるタカラヅカにはまだまだ希望が持てるのかもと嬉しくなりました。

感激後は近くのイタリアンで妹とランチを。
そんな私の雛祭り、でした。




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