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2019年2月の記事

2019年2月14日 (木)

『Le Père 父』@東京芸術劇場

認知症が進行していく父親と娘の物語。個人的にいろいろ思うところはさておき。
予習ゼロで観たので娘の世界から父の世界へ、突如として視点がぐっとズレる感覚がとても新鮮な舞台でした。
それで、気付かされるんです。
あーこういう話のときってつい、娘の側の目線で見ちゃうんだよねって。
でも、父親の側から見える世界もちゃんとある。そして、それもまた対等なものなんだって。

めちゃめちゃシビアなテーマで身につまされるけれど、でも観劇後は思ったほどどよよんとはならなかったな。
老いは誰にだって訪れるもの。向き合っていく勇気を持ちたいと思います。

照明のメリハリ、黒から白へとシンプルに変わる感じが印象的でした。

(そして恒例のヅカネタなんですが)
壮一帆さんが看護婦さん他いくつかの役をされているのですが、美しくてカッコいい〜!
なんといいますか在団中からよく言われていたSな持ち味(笑)もちょっと活きてる役どころでしたよ。ファンの方は必見。


2019年2月 7日 (木)

「イーハトーボの劇列車」

松田龍平くんの宮沢賢治味が凄い。品のあるおぼっちゃまで理想主義者で、でも、見てていたたまれなくなるくらいアンバランス。世の中を上手く渡っていく器用さも逞しさも足りない人。舞台は初主演だそうです。そういえば「カルテット」で見たよな。
車掌役の岡部たかしさんもどこかで見たことあると思ったら、映画「テラスにて」で確か死んじゃう人だね。

「地に足をつけて虚飾なく、やるべきことだけをやって生きていきたい。私だっていつもそう思ってる…けどねぇ」
「そんな青臭い綺麗事いってる場合ですか? そんなことでは世の中渡っていけませんよ」
「でも敢えてそういう道を行く勇気を持つべきじゃね?持ちたい? 持った方がいい? 持てる?」

…幻想的な美しさとドロドロした陰湿さが入り混じってる。そんな不思議な世界に耽溺しつつ自問自答し続けた3時間半でした。
真面目か。

でも私、井上作品の中でもかなり好きかも、これ。


2019年2月 1日 (金)

こまつ座「どうぶつ会議」

ひさびさこまつ座さん。
あの!ケストナーさんが原作のお話です。
何となく子ども向けかなぁという気もして実際そういう感じもしたし、かなり直球で教訓めいたお話でもあったのだけど、それでも何だか面白くてたくさん笑って、とても楽しんでしまった!



(以下ネタばれ)

世界中の動物たちがアフリカに集まって会議をして、子どもたちの幸せのために戦争をやめ公害をなくすよう大人たちに要求していくというお話。
でも実はガチ参加型作品でして、客席みんなで歌う場面もあり、その参加度合い次第で結末の雰囲気が全然変わってきそうな、ある意味リスキーな作品でもあります。
幸い今日の客席は大人も子どももノリノリで大盛り上がり! もちろん私も積極参加してきました♪

動物たちの衣装もさながらライオンキングの如く工夫されてるし、音楽に民族楽器の音色が混じるのも新鮮な感覚。
「そんなカンタンに言われても現実はねぇ」と冷めた口調で返してしまいそうなベタなメッセージも、こうした楽しい仕掛けがあるから素直に入ってくるのかも。それも舞台のマジックなのかも。

痛烈な人間批判なのに、何故か客席にいる人間たちを信頼したつくりになっているのが、この作品のフシギなところで後味の良さなのかも。人間も捨てたもんじゃないなって思えるような…。
終演後にパンフレット購入されている方も多かったです。

タカラヅカネタとしましては、大空ゆうひさんがライオンに扮していてびっくり!
リーダー格のライオンで、動物たちを仕切る姿はやっぱりかっこ良かったです💕


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