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2018年10月13日 (土)

「カヅラカタ歌劇団」の本気を観た!!

なぜこれほどまてに注目されてるんだろう?
それが一番知りたかったことでした。

東海高校カヅラカタ歌劇団、今年の演目は『ロミオとジュリエット』、ようやく観ることが叶いました。

それでわかった人気の理由その1。
根本の部分がタカラヅカと共通してる!
「清く正しく美しく」に通じる精神。純粋な気持ちで全力投球する姿勢。
観た時に受け取るもの、元気がもらえる感覚がタカラヅカと同じ。
やはりタカラヅカは学校なのだということも、逆に改めて感じたのでした。

そして理由その2。
……男役が、フツウにカッコいい💕

まだ未成年な彼らは男の生々しさを感じさせないところがある。その意味でタカラヅカの男役に近いものがある気がします。
そして、娘役も当然ながら男に媚びる色気は皆無。その意味でタカラヅカの娘役に近い。しかもけっこう綺麗な人も多い(^-^;
女子校がやれば歌もダンスももっと上手いだろうけど、男子校だからこそよりタカラヅカに近づける部分があるのかも知れません。

さて、リアル十代の少年たちが演じるロミジュリは、「まさにロミジュリの世界」でした。
ロミオの彼はちょっと柚希礼音風でキュンとさせられます😍
「ジュリエット可愛い〜」という声も幕間に多く耳にしました。この劇団の難しいところは娘役の歌(音域が全然合わない)だと思うのですが、ジュリエットの彼女というか彼、裏声も良く出てる。
(…しかし後にこのジュリエットに関して衝撃の事実が判明)
この二人がいたからロミジュリできたのでは?と思うくらい。
その他にもすっごくワイルドなティボルト。チャラ男なマーキューシオ、誠実そうなベンヴォーリオとそれぞれに適役です。

私のお気に入りは、乳母のお付きのぽっちゃりピーターくん💕
まだ中2とのことなので名脇役として成長して欲しいな。
世界の王では手拍子、綺麗は汚い…では客先降りもありましたよ!

しかし、本気は舞台の上に限らなかった!

◆衣装の本気
これは団員の皆さんのお母様方が作られているそうですが、今年は主役3名の衣装3着について、名古屋モード学園で舞台衣装を学んでいる人たちが作られたとのこと。
とにかく再現率すごい!
これはいつか日比谷シャンテさながらの衣装展示をやって欲しいレベル。

◆オケの本気
基本は録音なのですが、要所要所で生オケとなり、これがすっごく贅沢な感じ。
オケは東海学園交響楽団の皆さん。弦楽器が充実してるから重厚な響き〜♪
生オケだったのは天使の詩、乳母のソロ、エメ、二人の初夜の場面、最後の両家の大合唱などでした(正確な曲名でなくてすみません)。

◆舞台装置の本気
普通の講堂にちゃんと銀橋が作られていた! そして下手にバルコニー。
でも、場面転換はカーテンを引いて行うので、その度にガ、ガ、ガ〜〜と音が響くのもご愛嬌(^-^;

◆オペレーションの本気
懸案だった幕間トイレ問題もスムーズにいって一安心。案内もとてもわかりやすくて、大きな混乱なく誘導されていたのも実はすごいことだと感心しました。

◆プログラムの本気
プログラムとポスターも河合塾学園トライデントデザインの専門学校の方が手がけているとのこと。
そして完売とな。早めに買って良かった〜

驚きだったのは本気のフィナーレまであったこと。
小池先生ミュージカル定番の銀橋ソロに始まり、ラインダンス、男役群舞そしてデュエット、パレードまで。
しかもみんなアピール力がすごくて目線飛ばしまくり! 春にショーの公演をやっているそうですが、その成果でしょうか?

そして団長による締めの挨拶……が、何とジュリエットの彼だったことに、これまたびっくり!!
素顔の彼はごく普通のしっかり者な高校生だったのでした。

終演後、出口の記念撮影コーナーが長蛇の列に!すごい人気です。でもこれ、あくまで男子校の生徒が期間限定でやっているものだから、決してタレント化することはないし、それがまた清く正しく美しくていいんですよね。こうした構造もまさにタカラヅカと同じだと思います。

私もファンになりそう。いや、なりました💕

※写真はスマホで撮ったものなので、雰囲気だけでも伝われば幸いです。



銀橋と生オケ、こんな感じ。


講堂入り口。


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