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2018年10月21日 (日)

KERA・MAP『修道女たち』

※ネタばれ含む感想になりそうなので、これからご覧になる方はお気をつけて。




KERA・MAP の8作目。
迫害を受けている宗教を信じる6人の修道女の物語。

「陰と陽」とか「善と悪」といった両極を持つ存在として人間を捉えるのが好きなのだけど、この作品の両極は「聖と俗」なのかなぁ。
修道女の皆さんそれぞれしょーもない一面を持っている方々だけど、最後は聖なる道を選択できる。人間だれしもそうなのだと信じられて、悲劇的な結末にもかかわらず最後は何となく嬉しい気持ちになれたのでした。

「宗教」の見方もちょっと変わったかな。これまで、どんな宗教でも必ずどこか腐敗してたり堕落してたりでマトモなものはひとつもないのではと思ってきたけど、考えてみればそれも当たり前。だって人間がつくってきたものだもの。俗にまみれながらも聖なるものを必死で追い求めるのが宗教なんですね、きっと。

好きな女に会いに帰りたいがために戦地の仲間を皆殺しにしたという男が、「孤独」を食い荒らす虫に取り憑かれて最後は木になっちゃうってのは怖かったな。全身木の被り物で出てくるだけでシュールだったし。
人間、誰かに執着する人の方が孤独になり、逆に孤独を恐れない人の方が結果として孤独でなくなるのかもしれないですね。

日頃ぼんやりとしていたことが色々とシャープになった観劇体験でした。


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