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2018年2月の記事

2018年2月21日 (水)

ドクトル・ジバゴ

星組「ドクトル・ジバゴ」@赤坂ACTシアター観劇。
幕開き、せおっちパーシャ率いる学生デモのシーンから圧倒されまくり。まさに「濃い」舞台。
時代の大転換期、登場人物の誰もが芝居の最初とラストで全く変わっている、その翻弄される様に「嗚呼、生きるとは、生きるとは……」としか言いようがありません。

主要な役の皆さんはもちろんのこと、群衆場面の一人ひとりに至るまで丁寧に作り込んだお芝居の集積が、舞台の迫力を生み出していたように感じました。

中でもやはり最初に言いたいのはコマロフスキー役の天寿光希さんが素晴らしかったということです。文句なしの最優秀助演男優賞。カーテンコール、轟さんでさえ笑顔を見せているのに唯一人ずっとコマロフスキーから抜け出せないような表情わされていたのがまた良かったという。

そして私は天飛華音くん七変化から目が離せない病に(笑)。負傷兵の絶叫も凄かったけれど、冒頭の舞踏会の場面のやたら幸せそうな給仕が何故か忘れられない…。「号外配る人は要チェック」もタカラヅカあるあるですね。

原作も読まず映画も見ずに臨みましたが、非常に壮大な作品なのだということはよくわかりました…まずは映画を見てみたいと思います。


2018年2月19日 (月)

月組ヤバイ!

昨年出した拙著『鉄道会社がつくった「タカラヅカ」という奇跡』のまえがきで、
「(話題作よりも)私が気になるのは月組の新作二本立て」
と断言しましたが、その期待どおりやってくれましたよ月組!

「カンパニー」は会社員やってる友人から「サラリーマンとしては身につまされる作品だった」という感想を聞いていたけど、フリーランスとしても別の部分で十分身につまされる作品でした。だってちゃぴちゃんだってバレエダンサーとして生きるためにコンビニでバイトしてるんだし。

でも、タカラヅカって基本現実離れした夢の世界を描いてる感が強いだけに、たまには世知辛い現実の中でも夢は見ていいんだよって思わせてくれる作品をやることには意義があるんじゃないかなと思います。

そしてBADDYがもうヤバイヤバイヤバイ! 中毒警報発令です。いつものショーを観た後と全然違う感じなんだけど、すぐにまた観たくなる。まさにタバコと同じで「健康のため観劇し過ぎに注意しましょう」みたいな?

タカラヅカのショーの様式を完璧に踏襲しつつ、一場面ごとに一石投じまくる痛快さときたら!! こういう刺激的なショーを待っていました。
しかし、近くの席の地元オールドファンらしき方は「変わったショーねぇ」「私は正統派なショーの方が好きやわぁ」と話していました。まあね、安定の普通があるからこそ、たまの異端も刺激的で面白いのかもしれないけど…

深く考えずとも楽しめるし、深く考えると実に示唆に富んだショーだと思います。第一、103年続いた平和(だけどちょっと退屈?)な王国の首都がTAKARAZUKA-CITYってところからして何とも(^^;;そんな作品を平然と上演しちゃうタカラヅカの懐もなかなか深い(笑)

要するにタカラヅカの底力を示した非正統派2本立てと言えますな。ああ面白かった!


大劇場に向かうときにはまっっったく気付かなかったのに、帰り道にはやたら目に付いて仕方なかった看板。

2018年2月14日 (水)

Sing a Song@本多劇場

劇団チョコレートケーキの古川健さん(脚本)&日澤雄介さん(演出)コンビによる「Sing a Song」観てきました。
歌手の淡谷のり子さんがモデルの、戦地への慰問を取り巻く人たちのドラマです。

戸田恵子さん演じる主人公がどこまでも自分に素直で自由奔放、言いたい放題でスカッとしちゃう。歌もお見事でまさにハマり役。
その主人公を監視する憲兵隊の中佐が、嫌なヤツを超えて「もうこの人バカなんじゃない?」とまで思ってしまうぐらいだったのにカーテンコールでは一転してキラキラ笑顔でギャップ萌え。高橋洋介さんという方、覚えておこう。

お話はシンプルなのに、2時間ぐいぐい引き込まれっぱなしだったのは脚本と役者の力の為せる技でしょう。異常事態の中での登場人物一人ひとりの生き様が、決して自分たちとは無関係とは思えないお芝居でした。


2018年2月10日 (土)

(花よりダンゴ)名古屋メシレポ

中日劇場公演の感想は別の機会に書くとして、メシレポ。
今回、優秀なる名古屋メシコンシェルジュに恵まれたので、レポせずにはいられないのです(^^;;
今月遠征予定の方、ご参考までに〜


「鯱市」カレー煮込みうどん。味噌煮込みうどんの山本屋総本店プロデュースで、麺も山本屋風。


Hoi Hoiのパンケーキ。


こちらバレンタイン仕様。


大須、今井総本家の天津甘栗ソフト。


「千寿」の天むす。
あっさりしていて5個ペロリ。
栄三越の地下に売っているので観劇のお供にどうぞ。


フルールドゥリュクスというパン屋さんの食パンも美味しいとか。これが何故か中日ビル地下の浪越軒という和菓子屋&喫茶に売っているので、うっかり1本(2斤分)購入して新幹線にて運搬してきてしまった(笑)


2018年2月 7日 (水)

レポートがとても面白かった件

早稲田「舞台芸術入門」、この授業では期末レポートがある。3名の担当講師が出したテーマのうち、学生は好きなものを選んで提出するという仕組みだ。
今年、私が出したのは以下のテーマだった。

(共通課題)
 日本には多種多様な形態の舞台芸術が存在しており、私たちはそれらを自由に選択して楽しむことができる。それについてあなたの意見を述べよ。

(個別課題)
日本では宝塚歌劇や四季、東宝ミュージカルのような大劇場の商業演劇と小劇場演劇との間に分断があるように思われる。この点の現状や問題点、今後のあり方について、具体的な作品例や自身の劇場での観劇体験などを踏まえて考察し、論ぜよ。

テーマを考えた当初は「果たして選んでくれる人がいるのか?」「私宛の提出者はほとんどいなくて私だけ採点がラクになるのでは?(笑)」と懸念されたが、フタを開けてみれば授業登録者約260名(うち期末レポート提出者はたぶん200名弱)中50名が選択。
しかも、面白いレポートが多くて、かつてないほどにワクワクしながら読ませてもらえたし、こちらが勉強させてもらえることもたくさん。このテーマを選んでくれたみなさんにホントありがとうと言いたい。

何故これほどまでにエキサイティングな出来栄えだったのかを考えてみるに、書き手の一人ひとりにとっても、この問題が「わがこと」だからなのだと思う。
どうやらこのテーマを選択した人たちのほとんどが観客として、中には演者や作り手として、この問題と向き合う必要があると気付いた人だったみたいだ。

多かったのは四季や東宝ミュージカル、宝塚歌劇などがもともと好きでよく見ていたのに「そういえば小劇場演劇って見たことがないのは何故?」という問題意識を持った人、逆に身近に小劇場演劇に携わっている人がいたり自身が作り手の側であるゆえにこの問題にもともと関心を持っている人たちもいた(この辺りはさすが演劇の杜)。
中には役者兼脚本家をやっていて「このテーマは自分の人生に関わる重要な問題だけに力が入る」という書き出しのものもあった。
だから読んでいても書き手の顔が見えたし、そうやって自分の言葉で書かれた文章は読み応えがあるものだ。

正直、私自身もこのテーマに対してどう向き合っていくのか暗中模索な状況だ。この問題は「芸術と商業主義との関係」という永遠のテーマと密接不可分なだけに、落としどころを見つけようとすること自体に無理があるのかもしれない。
だが、ひとつ確実にわかったことは、このテーマを「わがこと」と感じている人がこれからの日本の演劇を担っていく世代に少なからずいるということだ。
引き続き来年度もこのテーマは追究し続けていきたいと思う。

2018年2月 4日 (日)

博多座会員誌「喝采」に

博多座の会員さん向けに送られる冊子「喝采」に寄稿させていただきました。
題して「2018年博多座、新生『あかねさす紫の花』への期待」。
なにぶん私のタカラヅカ初体験がこの作品でしたから、並々ならぬ思い入れを込めて書いてしまいましたよ〜(笑)


2018年2月 2日 (金)

本を整理した

今週、少し時間があったので積年の課題だった「本の整理」思い切ってやりました。
こちら中古書店に出すべく待機中のダンボール7箱です。

「読み返すことがある本」
「資料として手元に持っておきたい本」

のみを残し、どんなに読み返す「かも?」と思っても「実際に読み返さなかった本」は潔く処分、という基準を断行。
これが今まではなかなかできなかったのだけど、今回は不思議とできてしまいました。
何と言いますか、これで自分の中の妙な見栄みたいなものも捨てられた気がします。

本棚ってその人の頭の中と言いますか知性の象徴みたいなところもやっぱりあると思うので、ついつい見栄を張りたくなっちゃうんですよね。自分に対してね。やっと諦めがついたのかも(笑)

年を経たことによって関心領域も変わるのね、というのも今回の気づきでした。
一昔前は大問題だった、愛だの恋だの、あと孤独だのといったことが、わりとどうでもよくなってしまった気が・・・そんなこと考えているヒマがあったら、タカラヅカのチケット難問題にいかに立ち向かうか考える方がずっと有益だと思っちゃう(笑)
悟ったのか、はたまた枯れたのか??

それで結局たくさん残ったのが、料理とか園芸とか、あとは健康、そして舞台関連の本(笑)
結局私は、小難しいことよりも地に足ついた生活が大事な人間なんだなとわかりました。
ま、これが等身大な私めの本棚ってことで。
あー、さっぱりしたよ♪( ´▽`)


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