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2018年1月の記事

2018年1月28日 (日)

月とサンポーレ‼︎

宝塚・元月組のるんぱさん、こと真山葉瑠さんが初めて作・演出にチャレンジされた舞台を見せていただきました(*゚∀゚*)

サンポーレって何?と思ったら、タカラヅカのパレードておなじみの「三方礼」のことなんですね。
客席には何と!写真のようなお手製シャンシャン(パンダじゃないよ)が配布されており、元タカラジェンヌ指導による「三方礼」のお稽古からスタート。これまで何百回何千回と見てきたはずなのに、こういう手順でこういう振りなんだ〜〜と、改めて知ったのでした。

出演者は、
美原志帆さん(72期、真山さんと同期)、美郷真也さん(74期)、嘉月絵理さん(75期)、星野瞳さん(76期)、成瀬こうきさん(77期)
…と、全員が元月組に在籍されたメンバー。

前半がバラエティー、後半は歌中心のショーという構成。前半は、おもしろ「タカラヅカあるある」エピソードのショートコント。自主稽古のための自主稽古が延々と積み重なる「自主稽古の恐怖」、レミゼのワンデイモアの替え歌による「組替えソング」、トップスターが背が低かった時の気遣いを描いた「ちびトップスター」「娘役はツライよ」などなど、夢の世界を壊さないギリギリのところの狙い方が絶妙で、さすがは鬼才るんぱさんでした! とくに、ショーの早替わり実演がすごかった! いろいろ大変なことはあるのだろうけど、こうやって夢の世界は作られていくんだなぁと逆に胸熱になっちゃいました。

在団中味のあるお芝居を見せてくださった方ばかりなので、後半のショータイムではそれぞれの方の懐かしい舞台の思い出が蘇りました。選曲も月組初演のミュージカルナンバーなどが続き、組ファンの方々には応えられかったのでは? そして今、それぞれの道で頑張ってらっしゃる様子も伺えてまたまた胸熱でした!

とても楽しく、また一ファンとしても貴重な体験ができたひとときでありました。再演希望です。




写真撮影タイムもあったので撮ってみたのですが、例によってイマイチな出来ですみません(>_<)

2018年1月26日 (金)

TERROR テロ

久々にシビれる演劇体験!!
164人の乗客を乗せたハイジャック機が、7万人が集まるスタジアムに突っ込もうとしている。これを自身の判断で撃墜した空軍少佐は有罪か無罪か?
観客全員が参審員となって投票し、その結果次第で下される判決が違うという、これぞまさにガチ参加型演劇。
カーテンコールで舞台上の出演者からの拍手を嬉しく感じたのは初めての体験です。

そこで問われるのは164人の命と7万人の命を天秤にかけて良いのか?という問題。さらには「命の尊厳」を定めた憲法に対し、有事の際の超法規的措置が認められるべきなのか、という問題です。

立ち上がっただけで劇場中の人の心をわしづかみにしてしまう老獪な弁護士(橋爪功さん)、単に被告の罪を問うだけでない、もっと多様な視点から事件を俯瞰し、ことの本質的な問題を探究する検察官(神野三鈴さん)、時に優しく時に憎まれ役も買いながら冷静沈着に公判を進めていく裁判官(今井朋彦さん)、三人とも法曹としてそれぞれとても優秀な方々だと思われます。食わせ者の証人(堀部圭亮さん)の芝居もお見事。

そして、同情を誘う言動を一切せず、連邦裁判所の判断をも間違っていると言い切った被告人・ラース・コッホ空軍少佐(松下洸平さん)の潔さには、正直なところ胸打たれてしまいました。

丁々発止の議論を聞きながら、いろいろ考えさせられました。
真に罪に問われるべきは、国家の危機管理体制だったのではないかということ、そしてもう一つは、もし仮にコッホが何もせず七万人の命が犠牲になった場合「何もしなかった罪」は問われないのか、ということ、などなど。

本日の判決は有罪。
しかし、有罪229人に対して無罪191人と、私が思ったより僅差でした。

過去の上演記録をみると、欧米諸国での上演では何とほとんどの回で無罪判決です。それだけテロの脅威に晒されているということでしょう。いっぽう日本では憲法の尊厳を問いかける言葉の方が今は心に響くのかもしれません。

…と思いきや、日本でも無罪判決となった日がかなりあるのですね!
過去の上演記録はこちらで見られます

私も「有罪」に投票しましたので(刑の重さや執行猶予などで調整すべきだと考えました)、今日の判決文は私にはしっくり来るものでした。しかし、無罪となった場合の判決も聞いてみたかった。そして、それを聞いた自分がどう感じたかも知りたかったです。
(しかしこの演劇の場合、それがなかなか難しい……)

法の裁きもまた時代の気分によって変わるものなのだということも肌で感じさせられました。だから恐怖政治みたいなこともあり得ちゃうんだろうな…。
「テロへの脅威」より「憲法遵守」がしっくり来る人が多数派になれる時代であることを願います。


2018年1月22日 (月)

空気読まずに「ポーの一族」初見感想

花組公演「ポーの一族」の世界の余韻に浸りつつ大雪の東京へ。世間の空気まったく読まずに、以下感想メモです。ちなみに私は漫画を一度通読しただけの初心者レベルですので悪しからず。

永遠の命を得たことというよりは、大人になるのを永遠に禁じられてしまったことがエドガーの苦しさなんだなと改めて気付かされました。大人のようにズルく立ち回ることも、世の中の醜い部分を見て見ぬフリもできないですものね。人間社会を透徹な目で見つめ続けるのが彼らの宿命ということでしょうか…。

明日海さんのエドガーは人間時代とバンパネラになってからのギャップが素晴らしい。さすが光と影の人だわ。そして幕が降りた後やっぱり人間時代のキラキラしたエドガーにもう一度会いたくなるっていう罠ですな。

トップ娘役の仙名さんにシーラ役をあてた理由も実際に観るとよくわかりました。男爵への一途な愛は決してブレることなく、バンパネラとなることに何の迷いもなく、かつ男たちをいともたやすく籠絡してしまう高い女子力も持ち合わせる、これぞ最強の女性!

(そして、ちょっとネタばれですが…)

幕切れはタカラヅカらしく夢を感じさせてくれていいなぁと私は思いました。だって、あの二人が今もどこかでひっそりと生きてるのかもしれないって、想像するだけで素敵じゃないですか。


2018年1月21日 (日)

ミュージカル「ナイン・テイルズ」

宮川彬良さんが2001年に作曲して以来、諸般の事情でお蔵入りしていた作品なのだそうです。昆夏美さん、小野田龍之介さんというミュージカルファン的には注目のキャストを擁しながらも、とよはし芸術劇場でたった2日しかやらないという謎のミュージカルを観てきました。

中国、韓国の古い伝説を元にしたお話ですが、そこで問われるのは「限りある命の中で育む愛」と「人の命を犠牲にすることで得られる永遠の命」と、どちらが価値あるのかという根源的な問い。もっと言えば「永遠の愛ってありえるの?」がテーマでしょうか。

とにかく宮川さん自らの演奏による音楽、豪華キャスト陣が繰り広げる歌とダンスが素晴らしすぎる。その分舞台セットなどはシンプル(=つまり、お金をかけていない)。人とモノとが妙にバランスを欠いでいる、ある意味めちゃくちゃ贅沢な舞台。歌とダンスの力だけで重いテーマもストレートに胸に突き刺さってきます。

個人的には「愛なんかくだらないっ!」と言い続けてた紅梅(ホンメ・JKimさん)が結局妹への愛ゆえに自分の永遠の命まで犠牲にしてしまうところがツボでした。私がこの作品に出演するとしたら、昆夏美さんの梅花じゃなくて絶対こっちの役なんだろうなぁ〜(意味のない想像w)

降りしきる雪の中のラストシーンは、シンプルながらもそれはそれは壮絶で哀しく、そして美しかったです。
結論「永遠の愛はありえる!」←歌の力で説得されました。

豊橋、何だかホッとできる町でした。この素敵な作品がオギャーと生まれ出た、まさにその瞬間に立ち会えたことを嬉しく思います。これからすくすくと育ちますように…。


2018年1月20日 (土)

町田で「タカラヅカ流世界史」

本日、NHK文化センター町田教室「タカラヅカ流世界史」。またしても恐怖政治についてがっつり語ってきました。
午前中に町田で講義→日比谷に移動してランチ会(希望者の皆さんと)→雪組公演「ひかりふる路」観劇という、冷静に考えるとなかなかハードな一日でしたが、最後には皆で集合写真まで撮っちゃうぐらいの大盛り上がりでした(*^▽^*)
(もちろんポンポン持って(笑)
「大寒」にもかかわらずご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。

※写真は恐怖政治とはまったく関係ないランチ会のお料理。
美味いものを食べることこそ人生の喜びです…と、ダントンさんも言ってますよね。


2018年1月18日 (木)

戯伝写楽2018

※ネタばれあり

時は1794年1月。たった10ヶ月、彗星のように現れて消えた謎の天才画家、写楽の正体を解き明かす物語です。
公式サイトはこちら
うだつの上がらぬ能役者・斎藤十郎兵衛に橋本さとしさん、絵を描き始めると止まらない不思議少女・おせいに中川翔子さん。
壮一帆さんが花魁の浮雲役として登場した時はビックリでしたが、物語終盤にはこのキャスティングにも納得させられるのでご安心を(笑)。

とにかく中島かずきさんの脚本の一言一句に唸らされました。
喜多川歌麿(小西遼生)、与七・・実は十返舎一九(東山義久/栗山航)、鉄蔵・・後の葛飾北斎(山崎樹範)、大田南畝(吉野圭吾)と、今に名を残す画家や作家が勢ぞろい、その業と業のぶつかり合いが、切なくも考えさせられることばかり。
そして、才能を世に出す側の蔦屋重三郎(村井國夫)の最後の心意気もお見事。

これはツボにはまる作品でした! 百花繚乱の才能が花開いた華やかな時代に思いを馳せたくなりました。

1794年1月といえば、同じ頃のフランスではロベスピエールさんが絶賛独裁中ですよね。
恐怖政治も良いけれど(笑)こういうジャパニーズミュージカル、もっとやって欲しいしもっと盛り上がって欲しいものです。


2018年1月13日 (土)

中日文化センター「タカラヅカ流世界史」はじまりました

名古屋・中日文化センターでの「タカラヅカ流世界史」講座を無事に終えまして、お約束の「こだまグリーン早割」にて優雅に帰還いたしました〜。

初の名古屋出陣ということで緊張していたのですが、教室に入った瞬間から何やら温かい空気が……。
「あ、ここはアウェイじゃない、ホームだ!」
と、確信。
雪組公演を大劇場で観て来た方も多数、花組をすでにご覧になった方や宙組WSSのために東京に行きますという方も何人かいらして、皆さん宝塚と東京の間という立地を前向きに活かして、とってもアクティブ。
中には「戦時中のタカラヅカも観ました」という方をはじめユニークなファン歴の方もいらして、とてもアットホームな良い雰囲気ですすめることができました。

あー、2月、3月と名古屋に行くのが一気に楽しみになって嬉しいっ!
もちろん食の楽しみも…❤️
(すでに名古屋メシにまみれております)


※ 恥ずかしながら初めて食べましたが、コンパルのエビフライサンドがマジうま(*⁰▿⁰*)

2018年1月 6日 (土)

「台湾のファンのためのタカラヅカ入門」連載スタート!

本日より『給台灣寶塚歌劇團粉絲的第一本入門書』(台湾のファンのためのタカラヅカ入門)はじまりました!!! 翻訳はFlora Hungさん、イラストは牧 彩子 (Ayako Yabe)さん。第1回のテーマは「男役與娘役」(男役と娘役)です。
https://ideanews.jp/archives/52771

中国語を勉強したい日本のファンの方にもご活用いただけるのではないかと思っています。身近にそういう方いらっしゃいましたら、ぜひご紹介くださいませ。

ご感想、3人へのメッセージなど、心よりお待ちしています。また、この連載を取りまとめたものを台湾で出版したい!というのが作者3名の目標(野望?)であります。しかし、現時点ではどうしたら良いのか、手がかりがありません。アドバイスくださる方、力になってくださる方からのご連絡も心よりお待ちしています。



2018年1月 1日 (月)

大吉おすそ分け

あけましておめでとうございます㊗️

元旦恒例、郷里の神社で初詣。
おみくじ引いたら……大吉出ました!!!

「わがおもう 港も近くなりにけり
ふくや追手のかぜのまにまに」

追い風には素直に乗り、ときには向かい風も楽しみながらすすんでいきたいです。
そして一日一日を大切に。
今日の先にしか明日はないのだから。

というわけで、皆さまにも「大吉」のおすそ分けをどうぞ❤️
本年もよろしくお願いいたします。


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