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2016年10月の記事

2016年10月28日 (金)

「コンタクト」

フィリップ・ドゥクフレ カンパニーDCA 『CONTACT- コンタクト』観てきたよ。

正直いって最初から最後まで理解不能でした!…と、いきなり断言(^^;)
何というか……違和感の連続。私が知ってる美しく統制の取れたダンスの世界ではなかった。
ゲーテの「ファウスト」をもとにしてるらしいのだけど、メフィストフェレスと名乗る愛想のいいおじさんがいきなり半ズボンで出てくるし、イケメンなはずのファウストが何とヒゲ面にスカートはいてるし!?
そうそう、写真のポスターの不思議な衣装の人が登場したときは一瞬全裸かとビックリして思わずオペラ上げてしまった(ベージュの衣装をつけていた)。

カンパニーのメンバーも背の高い人、小柄な人、太った人痩せた人とすごく凸凹。おまけに肌の色も髪の色もみんな違う。まさに「ノバ・ボサ・ノバ」の歌の「黒んぼも白も黄色も〜♪」の世界(←この歌詞は2011年版では改変されていた)。

でも、慣れてくると何だかその世界がだんだん心地よくなってくる不思議!
それを非常に陳腐な言葉で言うなら「私も、ヘンでもいいんだよね」という安堵感なのかしらん?
多様な人たちが繋がり合う世界…だからコンタクト?? いやますます陳腐すぎる解釈ですねスミマセン(笑)
全然わからなかったのに、何故が後を引く作品でした。

観て良かったか無駄だったかというと、やっぱり良かったなという。まぁこういう観劇もアリだなと思う。
たまには「ワケワカンナイ??」ものに触れることも、案外良い刺激になるような気がするから。

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2016年10月27日 (木)

「君の名は。」が面白かった件

話題の映画というものをあまり見ないタイプなのだけど、色んな人が色んな感想を言っているのが気になりすぎて、うっかり見に行ってしまった。「君の名は。」
何だか映画の中身よりも「見た私の感想」の方に興味アリという本末転倒な状況だったけど……。

(以下少しネタばれ)
現代から置いてかれたような飛騨のど田舎の町の神主の娘が、息が詰まりそうな村社会にうんざりして「あーっ!東京のイケメン高校生に生まれ変わりたいっ!」と願ったら、ほんとーに入れ替わっちゃう、というところから物語は始まる。
二人は入れ替わったり元に戻ったりして、相手の生活を引っかき回しながら、互いに惹かれあっていく。
だが実は、彼女の住んでいる町は3年前に彗星から分裂した隕石の落下で跡形もなくなってしまった町だった……(続く)

これがとても面白かった! のめり込んでしまった!!
脳内未だ高校生か私はw
(巷では中高生世代に一番ウケてるという噂なので)
でも、「今どきの感じよねぇ」とも別に思わなかったなぁ。

前半、都会と田舎の行ったり来たりは、じつは両方ともが「今の日本」なのだと思って、私はどっちにも属してるけどどっちにも属してないな〜なんて考えてしまったし、後半の時空を超えたラブロマンスは普通にハラハラキュンキュンしながら見入ってしまった。
この話、悪人が誰も出て来ないのもいいよね。心洗われる。

極私的には二人かすれ違って「君の名は…」っていう一瞬だけは昔の菊田一夫バージョンを彷彿とさせるところがツボだったな。
まぁそんなところに反応するのは私だけだと思うけどね(笑)

さて次は「シン・ゴジラ」も見に行くとするかねぇ(^^;)

2016年10月22日 (土)

ナゴヤベート

東宝エリザ2016前楽@中日劇場観てきました!
シシィ蘭ちゃんルキーニ成河さん子ルドルフ憲史郎くんの楽。名古屋の一番の目的はこれ。ひつまぶしじゃありませんから(笑)

城田トートのこの世のものならぬ感、蘭乃シシィの追い詰められ感、田代フランツの深すぎる愛…キャストの皆さん一人ひとりがそれぞれの集大成に向かっていて、私のエリザベート20周年を締めくくるに相応しい素晴らしい舞台でした!

そして成河さんのルキーニは、昨日の一人会(名古屋コーチンサブレ食べたやつ)で話題にのぼったシーンがそれぞれ昨日のコミュニケーションの影響を何らか受けてる感じがしたのが面白かったです。やはり演劇というのは双方向なものだし、そうやって受け止めるものを大事にしていく役者さんなんだなぁと感じて嬉しくなったのでした。

6月末から4ヶ月、キャストの皆さんとは比べるべくもないけれど、こうして無事に元気に帝劇、博多座、梅芸、そして中日劇場をコンプリートできて、進化するエリザベートに付いていけて良かった‼️ 舞台の神様に感謝❤️

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そうは言ってもやはり食べずにはいられなかった「ひつまぶし」


2016年10月21日 (金)

中日ロビーで鶏サブレを

…っていう、我が敬愛する成河さん(東宝エリザベートのルキーニ役の方です)のトークイベントに行って来た。
鶏サブレとは中日劇場オススメの「名古屋コーチンサブレ」のことだ。ってか鳩サブレとどこが違うんかい!と、思わず突っ込みたくなりますが。

このKitschな鶏サブレをルキーニよろしく会場の全員に配ってくれるところから始まった。
予定時間40分のところをゆうに1時間越え(笑)
後半は会場からの質問も続出だった。
詳しくは「おけぴ」さんのレポがまた上がると思うけど、とくに印象的だった言葉は次の二つ。

「劇場は皆が気持ちをひとつにする空間でなくていいと思う」
「演劇を観ることの本当の贅沢、それはより小さくてシンプルな空間で味わえるものだと思う。興行的にはとても難しいことだが、自分はその実現を目指していきたい」

でも、もっとすごかったのはイベント終了後さらに1時間、来場者一人ひとりとちゃんと話して握手してお見送りしていたことだ。

スター役者とお客さんの間には必ず「見えない壁」が存在する。
どんなににこやかな笑顔で対応していても壁は存在するし、その壁が生まれることがスターたる証なんだとも思う。
ところが、彼にはそれが感じられない。不思議だ。
何だかファンサービスって感じでもなくて、とにかくお客さんと話したい、話が聞きたいって感じなのだ。だから質問もすごく出るし、みんな結構深いこと質問する。
これからどんどんステージが変わっていくであろう彼だけど、ずっとこのままなのかな? そうあって欲しい気もするけれど、だとすれば彼はどこまで行くのだろう。

「どこまでも追いかけていこう〜♪」(愛と死の輪舞)と、思わず歌いたくなってしまう、やはり興味の尽きない役者さんなのでした。

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2016年10月19日 (水)

『宝塚歌劇に誘う7つの扉』発売記念トークイベントやりますよ!

お待たせいたしました!
東京でもやりますトークイベント。11月24日(水)19:00-20:30、麹町アカデミアにて開催させていただきます。

タカラヅカにつながる「7つの扉」の鍵をひとつずつ開けながら、タカラヅカとその周辺について清く正しく美しく、楽しく・わかりやすくトークいたします!
バレエの専門家でもあり、本書「第4の扉」も監修いただいた阿部さや子さんを聞き手にお迎えし、

・タカラヅカファンはこう見る!他ジャンルの舞台
・そうはいっても気になる「男役」「羽根」「ベルばら」の今後
・どうなる? 2020年のタカラヅカ

などなど、タカラヅカとそれ以外の演劇ジャンルとの関わりに幅広く目を向けて、今の気になる動向について語ります。

恒例のイラストじゃんけんも実施。
今回の本でもイラストを担当してくださった牧彩子さんは残念ながら育児中につきいらっしゃれませんが、じゃんけん大会を勝ち抜いた1名さまに「本にサイン+お好きなスターのお好きな場面のイラストを描いてもらえる券」をプレゼントいたします。
 
さらにさらに!
フジテレビアナウンサーにしてヅカ男子研7生の向坂樹興さんが何と、司会進行役を務めてくださることになりました。
もしかすると、ヅカ男子の意外なホンネも飛び出すかも!?

なんだかカオスな予感もいたしますが、それもまた私らしくてタカラヅカらしいのかも。
皆さま是非遊びにいらしてください。

★詳細&お申し込み(受付終了)★

2016年10月16日 (日)

プーク人形劇場

「この劇団、すっごく面白いから!」との友人の誘いに乗って行ってまいりました。
もともと文楽大好きなので、人形劇的なものへの興味はある方だし、もちろん「人形劇なんて子ども向け」とかいう偏見もないつもりでいたけど、そんな私の想定さえ超える面白さ、クオリティの高さでした。

「大人のための人形劇」と銘打たれた本日の演目は、「死神」「金壺親父恋達引」の2本。
「死神」は落語の「死神」をベースにした新作で、ラストのオチはちょっと変えてあるようです。「金壺親父恋達引」はモリエールの喜劇「守銭奴」を井上ひさし氏が翻案した文楽台本。脚本がまず、どちらもしっかりしていて見ごたえ十分。

「金壺親父恋達引」は話の展開や、舞台の上手に楽器を演奏する「床」的なスペースがしつらえてあるところなど、文楽っぽいなあという印象。最後に大団円に向かう真実が明らかになる時(実は彼はやんごとなき血筋の方でした、的なお約束パターンねw)、客席から思わず喜びの拍手が沸き起こってたのが微笑ましかったです。

これを演じるお人形たちがまた個性的。2作品で違うお人形を使うのですが、「死神」の方はピカソの絵のようなお顔立ちで一人遣い。サングラスかけてるヤンキーな感じの死神がお気に入りでした。人形の材料は断熱材だそうで、発泡スチロールのようなさわり心地でした。「金壺親父恋達引」の方はイケメンもイケメンとはとても思えなけど、見慣れてくるとイケメンに見えてくる(笑)、丸っこくて愛嬌のあるお顔立ち、布製のふわふわした質感のお人形。こちらは二人遣いで、一人が頭と右手、もう一人が足と左手(必要な時だけ)という担当でした。

人形遣いさんたちも皆さん不思議と存在感があって、時には人間がそのままお芝居したり、人間と人形の入り混じるのも今まで見たことがない感じで新鮮です。

この「人形劇団プーク」、じつは1929年創立という歴史ある劇団らしいのです。
1929年といえば世界恐慌の年、そして「モン・パリ」初演の2年後ですよ!!
(私の脳内年表にデフォルトで記載してある歴史的事件)
ああ、またしてももっと知りたい興味深い世界に出会ってしまったのでしたー。

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2016年10月13日 (木)

「やまぐち地酒維新」でうっかり日本酒解禁した話

その昔、飲み過ぎて記憶を失うといった失態もあり、日本酒だけは固く自分に禁じてきました。

…ああそれなのに、それなのに〜ひょんなことから参加することになった「やまぐち地酒維新」。
山口県の名だたる蔵元が大集合! ふぐ鍋やふぐ刺しなどのお料理とともに存分に飲めるという、知る人ぞ知る催し。
今年で8回目だそうですが、チケットはあっという間に完売するそうです。

そんな催しに私のような者が参加していいのやら?
仕方ないからお料理だけ堪能して日本酒はちょっびり飲んでおけばいいや、というつもりだったのが、やっぱりそれで済むはずもなく(>_<)

さすがにコンプリートはムリでしたが、結構いろいろ飲んじゃいました。
香りの強いもの、あっさりして飲みやすいもの、ちょっびりクセがあってハマりそうになるもの…などなど、ほんと色々なんですね。

何といっても蔵元の皆さんが生き生きとしておられるのが印象的で、あーやっぱりものづくりに打ち込んでる人の笑顔って素敵だな〜と改めて思ったのでした。

それにしても山口県っていつからこんな酒どころになったんだ?(笑)
これも皆さんの努力の積み重ねのおかげなんでしょうね〜同郷の誇りです。

というわけで、夕べは我が人生における記念すべき日本酒解禁記念日になってしまいました、とさ。


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蔵元の皆さん勢ぞろい!

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獺祭だけじゃないぜ! こんなに色々な銘酒が。

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うわー、めっちゃいい笑顔!

2016年10月12日 (水)

遅ればせアラジンデビューとちょっとしたアクシデント

本日、遅ればせながらようやく劇団四季「アラジン」デビューしました。
何ヶ月も前に取ったチケットだったんだよぅ〜〜。
今日という日が無事に来て良かった!

で、前の用事も早めに済ませ、張り切って劇場に向かった私だったのですが・・・
あれれれれ??? 「アラジン」やってない!

・・・そう。
「アラジン」上演しているのは汐留の電通四季劇場海なのですが、私は間違えて浜松町の四季劇場に行ってしまったのでした。
着いたら「ライオンキング」と「マンマ・ミーア」しかやってなかったときの絶望感たるや(ー ー;)

おまけに、慌てて浜松町の駅に戻る途中にすれ違った男性に道聞かれるし・・・
「すみません。四季劇場にはどうやって行けばいいんですか?」
懇切丁寧に教えてあげましたよ。だって今行ってきたばかりだし。
しかしながら、もともと時間に余裕を持って動いていたので、開演5分前には何とか到着できたのでした。

「アラジン」さすがの面白さ!
ストーリー(意外と深い)、キャラクター設定、スペクタクル、そして楽曲、どれも素晴らしい!!
なんというかミュージカルファンとして初心に帰ったような気分になりました。

全然予習なしで臨んだのですが、ランプをこすったときイマドキ風にどんなすごい仕掛けで魔人が登場するんだろうとドキドキしていたら普通のおっさんが登場したのが私的にはすごく良かったです(変なツボですいません)
学生団体もたくさん入ってましたが、終演直後に興奮した女子高生が「先生、これヤバイよ!」と叫んでました。
これだけ人気があるのもよくわかりますな。

で、ふと思ったのですが、もしかして「アラジン」も2.5次元ミュージカル?・・・ってことにはならないんだろうか??
そのあたり、また考察してみたいところです。

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2016年10月 8日 (土)

新刊発売のお知らせ『宝塚歌劇に誘(いざな)う7つの扉』

本日、新刊『宝塚歌劇に誘(いざな)う7つの扉』の発売日です!
ようやくAmazonでも購入可能になりました。
書店には連休明けから並び始めることと思います(一部の書店はもう並び始めるかも)。

「7つの扉」つまり7つの舞台ジャンル(歌舞伎・歌劇・レビュー・バレエ・日本舞踊・
ミュージカル・2.5次元)と、宝塚歌劇との関わりを探る一冊です。

・・・と、軽い気持ちで始めましたが、いろいろ調べていくにつれて、これらのジャンルのエッセンスを貪欲に取り込んで「タカラヅカ」にしてきた過程にただただ圧倒されるばかり。
帯キャッチコピーにも入れましたが、

「ベルばら」「男役」「羽根」だけではない
もうひとつのタカラヅカ100年史!!

これこそが本書の裏テーマです。
きっと、よく言われていることとは一味違うタカラヅカの底力のようなものをお伝えできるのではないかと思います。

例によって挑んだテーマが大きすぎたことに書き始めてから気づいたので(笑)至らぬ点も多々あるはず。ご一読いただいてからの忌憚なきご意見やご質問も心よりお待ちしています。
本書が、こういう切り口でタカラヅカを捉えていくための第一歩になればという思いです。
どうか応援よろしくお願いいたします!


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<本書の目次>

◆第1の扉 タカラヅカ × 歌舞伎
男役vs歌舞伎の女形?/始まりは「イージーゴーイング」から/小林一三が目指した「国民劇」とは?/「演劇改良運動」にさらされる歌舞伎/「松竹」の誕生/「ベルばら」も歌舞伎の落とし子だった?/進化する「男役」/「男役芸」と学校制度

◆第2の扉 タカラヅカ × 歌劇
「宝塚歌劇」なのに歌が?/「洋楽」にこだわったタカラヅカ/帝劇の失敗作オペラを観た一三は?/「浅草オペラ」とタカラヅカ/「歌劇」から「オペレッタ」「ミュージカル」へ/今、再び宝塚「歌劇」

◆第3の扉 タカラヅカ × レビュー
宝塚歌劇なのに「Takarazuka Revue Company」?/4000人劇場、作ってはみたけれど/日本中がレビューに沸いた時代/小林一三の危機感/レビュー時代のライバル「松竹歌劇団」/「日劇レビュー」はアンチ・タカラヅカから/SKDと日劇レビューその後/タカラヅカが生き残れた理由/転機を迎えるショー・レビュー

◆第4の扉 タカラヅカ × バレエ
バレエと「タカラヅカ・ダンス」/バレエ激動の時代にタカラヅカは生まれた/タカラヅカで「バレエ」上演?/「男役」を魅せるダンスへ/そして黒燕尾群舞/タカラヅカ・ダンスのこれから

◆第5の扉 タカラヅカ × 日本舞踊
「日本物」復活の兆しの中で/オーケストラに合わせて日舞を踊る?/「タカラヅカ日舞」を極めた天津乙女/創成期は「新舞踊」の実験場だった/「温泉」テーマのレビュー?/日本物へのあくなきこだわり/渡辺武雄と「郷土芸能研究会」/「火の島」を見てみた/「ネオ日本物」の時代へ

◆第6の扉 タカラヅカ × ミュージカル
タカラヅカ100年、ミュージカルも100年/駆け足・ミュージカル史/初の国産ミュージカル「モルガンお雪」/東宝ミュージカル」の誕生/脱「ヅカ調」を目指した菊田一夫/「オクラホマ!」への挑戦/「四季」そして「レミゼ/「エリザベート」開幕!/オリジナル・ミュージカルの発信源として

◆第7の扉 タカラヅカ × 2.5次元
何故ここで「2.5次元ミュージカル」?/始まりは「ベルばら」から/原作派vsミュージカル派/発揮されるタカラヅカの底力/タカラヅカは「2.4次元」/「2.5次元ミュージカル」が消える日?/「夢の世界」の行く末


2016年10月 7日 (金)

新刊発売記念サイン会@ブックランドサンクス

まだ新刊発売のお知らせもちゃんとしていないのに、とりあえずサイン会のお知らせだよw

今月23日(日)の11時公演の後、ソリオのブックランドサンクスさんの前で晒し者になっております。
地元の方もしくは遠征中の方は是非お立ち寄りくださいませ!

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2016年10月 2日 (日)

「ハード・プロブレム」

「意識のハード・プロブレム」とは、物質および電気的・化学的反応の集合体である脳から、どのようにして主観的な意識体験(現象意識、クオリア)というものが生まれるのかという問題のことなそうな(ウィキ先生の説明より)。

でもここでの「ハード・プロブレム」は今ナショナル・シアター・ライヴでやってるお芝居のタイトル。脚本は「アルカディア」のトム・ストッバードだ。

たまたま最近、橘玲の「読まなくてもいい読書案内」っていう本の「脳科学」の章を読んで(注:この本、すごく良いのにタイトルと内容が全然一致していない残念な事例だと思う)、さらに花組バウ「アイラブアインシュタイン」を観て、「脳科学の時代の演劇ってどうなっていくんでしょうねぇ」なーんてことを漠然と思ってたところだったので、観に行ってみた。

「コンピューターは心を持つことはできるの?」「人間の利他主義ってどうやって生まれるの?」、はたまた「現代における哲学の役割って?」などなど、現代の脳科学の世界での問題提起が次々出てくるのと並行して、身近で人間臭いドラマが展開していく。

すごく洗練された脚本で、最初はとっつきにくいかなあと心配だったけどぐいぐい引き込まれてしまった。心理学の研究者である主人公のヒラリーのまっすぐな生き様も魅力的。結末では普通にじーんと来てしまったよ。

偉大な業績も、結局のところは人を好きになったり、妬んだり、悩んだり、喧嘩したりといった卑近な日常の中から作られていくものかもしれないなぁ、と改めて思ったり。

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