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2016年8月19日 (金)

「いま、ここにある武器」

客席数たった100人の劇場でのお芝居。
とっても濃密、かつ洗練されたひとときを過ごさせていただきました。
白地のシンプルな舞台セット。登場人物はたったの4人です。

・ネッド(千葉哲也)
軍事用ドローンの開発に携わる天才肌の研究者。

・ダン(中嶋しゅう)
ネッドの兄で街の歯科医。家庭第一。

・ロス(那須佐代子)
軍事用ドローン開発チームの営業担当。

・ブルックス
諜報部員?

とにかくまず、あまりにも間近にいる役者さんに圧倒されました。大劇場だと絶対に味わえない感覚。矛盾した言い方だけど「生々しい虚像がそこにある」という感覚。至近距離で上から下まで舐めるように見られつつも、どんな瞬間も絵になり続けられる存在、それが役者なんですね。

「ドローン」は今でこそ話題ですが、イギリスのジョー・ベンホールがこの戯曲を書いたのは今から10年も前というからビックリです。

(以下は物語の核心に関する感想メモなので、ネタバレ注意)
シリアスなお芝居の中にドタバタ劇が混在した作品です。でも、人生の大事なことは案外こんな風に、日常のドタバタの中でいつの間にか決められてしまっているに違いない。それこそが人生の縮図なんだと思いました。

この話、兄の「健全さ」が弟を救ったような形で終わっている。でも、よくよく考えたら弟の人生をめちゃくちゃにしたのも兄の「健全さ」だったわけで・・・。異常性が支配する世界においては「健全さ」は害悪以外の何物でもないのかもしれないです。ああ、怖いよ怖い。

この舞台、千葉哲也さんが演出、中嶋しゅうさんがプロデューサー、那須佐代子さんもプロデューサー&劇場支配人なんですね。
こんな形で手作りで、良質の舞台を創り上げていけるって素敵なことだなと思います。

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※ちなみに「シアター風姿花伝」はポケストップでした(笑)


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