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2016年6月26日 (日)

「あわれ彼女は娼婦」@新国立劇場中劇場

(終演後)
救いゼロ。つらすぎる。胃がキリキリする。
何のためにこんなしんどい思いまでして観るんだろう?って思ってしまう。
このしんどさに、マゾヒスティックに身を委ねていればいいのか?
いや、きっと何が意味がある気がしているのだけど……うまく言葉にできない。
誰か教えてください〜〜〜

(家に帰って追記)
帰宅して一休みしてオヤツ食べたら気持ちがだいぶ浮上してきたので、印象に残ったことなどをちょいちょいと。

シェイクスピアよりちょっと後の時代の、ジョン・フォードという人の作品です。
近親相姦をテーマにしたキワモノ劇として知られるそうですが、この兄(ジョヴァンニ・浦井くん)にしてこの妹(アナベラ・蒼井優ちゃん)ならば愛し合っちゃうのも仕方ないよねーと思ってしまった。
描きようによって色々なんだろうけれど、今回の舞台は赤い十字架を模したシンプルなセット、マリンバの哀しい音色とも相まって、禁断の純愛はとても美しかったです。

キーパーソンは実は、横田栄司さん演じるヴァスケスでしたねえ。ちょっとルキーニぽくもあって、今度「エリザベート」でルキーニ演じる成河さんがブログで「ヒントをもらった」って書いてたのってもしかして?と気になりながら見てしまいました。
この方、「真田丸」にも出ているとのことで調べたら、尾藤道休。ちょっと前の落書き事件で罪を着せられて首が晒された人です。この一回、一瞬の出演だったのにすごい存在感だったので、誰がやっているのが後で調べようと思いながら忘れてた人。そっか、この方だったか!と、嬉しい再会(?)でした。

中嶋しゅうさん演じる枢機卿。プログラムでは「アナベラを娼婦と断罪してしまう絶対的な権力の象徴」みたいなことが書いてありましたが、そこまでイヤな感じは受けなかったなあ。
どちらかというと、人間のおぞましい部分、罪深き部分を全て飲み込んだ、懐の深い存在に感じました。

カーテンコールで、浦井くんの恋敵だったはずの伊礼くんが、浦井くんと蒼井優ちゃんの手を繋がせてあげて、自分は裏切ったはずの元カノ・ヒポリタ(宮菜穂子さん)の手を取ったのにフラれて、客席を笑わせてました。伊礼くんらしいサービス精神、なんだか嬉しかったな。
どよよんと落ち込んでいた気分が少しだけ和みました。

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