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2014年7月12日 (土)

モヤモヤしながら能と向き合う

久しぶりに能を観に行きました。
「麹町アカデミア」の能講座(講師:武田宗典さん)での観劇会で、演目は能「鉄輪」と狂言「神鳴」です。

能楽師の家に1977年に生まれた人たちによる「七拾七年会」による公演でした。
こちらの会の舞台は、演目ごとに解説がついていて、それがとってもわかりやすいので、初めての人にもオススメです!

…それでも、なんだかモヤモヤしてしまった(ごめんなさい(>_<)。
今回は講座のおかげで予習もばっちりだったし、何だかスゴイのは感じる。それで十分なのかもしれない。

でも、やっぱりギモンがわんさか湧いてきちゃいました。

どうして仮面劇なの?
どうして主役だけ仮面を被るの?
どうしてお囃子はあの楽器構成なの?
どうして謡はあのリズムなの?(ちょっと裏拍っぽい)
どうして謡の人はあの人数なの?  …etc.etc.

すみません。詳しい人から見ると「何バカなこといってるの?」な疑問かもしれませんが、あと数十個は簡単に出せそうな気がします。
「能楽100問100答」の目次出しならすぐさまできそう(笑)
極めつけは「世阿弥って何がスゴい人だったの??」という疑問も。

「能は本質のみをシンプルに描く芸能。余白の部分を演者と観客が自由に埋めていくのが能を楽しむポイント」
と、今日の解説の人が上手いこといっていました。

ならば、600年という時の隔たりも、きっちり埋める作業も必要なように思えてなりません。
今、タカラヅカでフィナーレの大階段黒燕尾が激増し、トップ羽根が巨大化しているように、すべての様式には、その時々の観客のニーズが必ずあったはずです。
でも、残念ながら今の私たちにはわからないニーズもたくさんあると思うのです。
「感じ取れるものがあれば、それでいいんだよ」ってよく言いますが、それだけじゃすまされないくらい理解しにくいものになってしまっているのも現実です。

これは、あらゆる伝統芸能に共通した課題でもあるのでしょうが…。
そこをうやむやにしたまま、ただ伝統芸能だからといってありがたがる姿勢のほうが、伝統芸能に対して失礼だと思うのです。

…というわけで、今後も引き続き素直にモヤモヤしながら能と向き合って行こうと思います。
まあ要するに、モヤモヤを乗り越えて、もっと知りたい!!!というわけです。

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※講座では能装束を体験着付けしてもらいました!「とても重い〜♪」


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