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2014年7月の記事

2014年7月19日 (土)

大分タカラヅカ講座、無事終了!

NHK文化センター大分教室でのタカラヅカ講座でした。昨年秋に続く第二回です。

午前中9時半から講座(はやっ!)、その後、特急ソニックに揺られて一路、博多座へ。月組公演の観劇会です。

講座は、大分出身でもある阿部さや子さんとのコラボで、今回は「日本物ショーの楽しみ方」や、「良いショーの条件とは?」といったテーマでお話しました。

観劇後は博多でお世話になってる方と一献。帰りのソニック車中では、大分教室の担当者と今後についてのミーティング状態になり、結局一睡もしませんでした(笑)。
大分に戻ったのは夜中の12時間半過ぎ。今回も盛り盛りの一日でありました!

東京や大阪とは環境が違うし、どういう講座が望まれるのかは未だ暗中模索ですが、少なくとも続けることにも意味があると思うので、第3回に繋げていければと思っています。

大分の皆さま、今後ともどうぞよろしくお願いします(^-^)/

2014年7月13日 (日)

「水先輩」のコンサート

昨日は、能に続いて夕方は赤坂ACTシアターにて、水夏希さんのコンサート「蜃気楼~mirage~」行って来ました。
昼間は能で夕方は水さんという不思議なダブルの一日。普段はダブルってしないのですが、このぐらいギャップがあると何とかなります。

このコンサート、毎年1回夏に開催していて「水夏希なう」がテーマなんだそう。
極彩色の幻想的な照明、その照明と衣装との色合いがとっても綺麗で、どの場面を切り取っても絵になりそう。
そんな荻田先生ワールドの中で、今の水さんが息づいているコンサートでした♪

基本的なことではありますが、とにかく歌も踊りも良かった!
歌は、タカラヅカ時代よりナチュラルに気持ち良く歌われているような気がしました。
「ここでミーアンドマイガールの歌を持って来るか!」といった選曲もツボにはまったし、印象的な歌詞の曲も多かったです。
最後のミュージカルメドレーがアーヴィング=バーリンなど戦前の明るいブロードウェイミュージカルの曲中心だったのも、水さんらしくて良かった。
小野田龍之介さんの甘い歌声もステキでした。

共演のダンサー陣は佐藤洋介さん、桜木涼介さん、安田栄徳さんという面々で、変な話、水さんがはけた場面もダンスシーンとして見応えたっぷり。私は佐藤洋介さんのダンスがとくに好きでした。
そんな面々を率いて踊る水さんをみていて、突然ですが昔読んだ「生徒諸君!」という漫画の主人公を思い出しました(ここでピンとくる人は同世代)。そういえばあの主人公もナッキーという名前だったな。

水さんの母校である千葉女子高校ミュージカル部(?)の生徒さんたちも観に来ていて、カーテンコールのときに「大好き!水先輩」と書かれた横断幕を掲げてました。可愛いっ(*´ω`*)
しかし冷静に考えてみると、自分が高校や大学のときの部活やサークルにアラフォーのOGが訪ねて来ても「○○先輩」呼ばわりはできなかった気がするのだが…でも水先輩はやっぱり「水先輩」なのでしょう。

水さん、「自分の道」を見つけつつあるんだなあということを改めて実感したコンサートでした。

仕事柄、「タカラジェンヌのセカンドキャリア」というテーマに強い関心があります。
(何のオレ得にもなりませんが…w)
これまでは、大手プロダクションに所属してミュージカルの舞台で活躍するというのが王道パターンでしたが、これからは、独立して自分ブランドを築いていくというパターンも増えて来るのかも。
昨日の大空さんや水さんのありようをみていて、そんなことを思ったりしました。

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※「お約束」ロビーのお花チェック!

2014年7月12日 (土)

モヤモヤしながら能と向き合う

久しぶりに能を観に行きました。
「麹町アカデミア」の能講座(講師:武田宗典さん)での観劇会で、演目は能「鉄輪」と狂言「神鳴」です。

能楽師の家に1977年に生まれた人たちによる「七拾七年会」による公演でした。
こちらの会の舞台は、演目ごとに解説がついていて、それがとってもわかりやすいので、初めての人にもオススメです!

…それでも、なんだかモヤモヤしてしまった(ごめんなさい(>_<)。
今回は講座のおかげで予習もばっちりだったし、何だかスゴイのは感じる。それで十分なのかもしれない。

でも、やっぱりギモンがわんさか湧いてきちゃいました。

どうして仮面劇なの?
どうして主役だけ仮面を被るの?
どうしてお囃子はあの楽器構成なの?
どうして謡はあのリズムなの?(ちょっと裏拍っぽい)
どうして謡の人はあの人数なの?  …etc.etc.

すみません。詳しい人から見ると「何バカなこといってるの?」な疑問かもしれませんが、あと数十個は簡単に出せそうな気がします。
「能楽100問100答」の目次出しならすぐさまできそう(笑)
極めつけは「世阿弥って何がスゴい人だったの??」という疑問も。

「能は本質のみをシンプルに描く芸能。余白の部分を演者と観客が自由に埋めていくのが能を楽しむポイント」
と、今日の解説の人が上手いこといっていました。

ならば、600年という時の隔たりも、きっちり埋める作業も必要なように思えてなりません。
今、タカラヅカでフィナーレの大階段黒燕尾が激増し、トップ羽根が巨大化しているように、すべての様式には、その時々の観客のニーズが必ずあったはずです。
でも、残念ながら今の私たちにはわからないニーズもたくさんあると思うのです。
「感じ取れるものがあれば、それでいいんだよ」ってよく言いますが、それだけじゃすまされないくらい理解しにくいものになってしまっているのも現実です。

これは、あらゆる伝統芸能に共通した課題でもあるのでしょうが…。
そこをうやむやにしたまま、ただ伝統芸能だからといってありがたがる姿勢のほうが、伝統芸能に対して失礼だと思うのです。

…というわけで、今後も引き続き素直にモヤモヤしながら能と向き合って行こうと思います。
まあ要するに、モヤモヤを乗り越えて、もっと知りたい!!!というわけです。

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※講座では能装束を体験着付けしてもらいました!「とても重い〜♪」


2014年7月11日 (金)

コトバのパワー!(大空祐飛さんトークイベントにて)

朝日カルチャーセンターで開催された大空祐飛さんと演出家、児玉明子さんのトークイベント「表現者ノマド」に行ってきました。

まるで、お二人の飲みながらの芝居談義をのぞき見ているような感じ。
何かを表現する仕事に携わる者として考えさせられたり、深く頷かされる内容満載で、思わずメモ取りまくりでした(笑)

お二人がそれぞれ水を得た魚のように生き生きとされていたのも嬉しいことでした(そんなの大きなお世話でしょうが…まあヅカファン的にね)

メモした珠玉の言葉の中で、とくに印象に残ったのは、「言葉の大量消費」に対する警告的なことで、
「言葉は、その重みをわかってわかって使えば、すごいパワーを発する」
といった話でした。
ユウヒさん、今度の舞台「La Vie - 彼女が描く、絵の世界」を創り始めたときの最初の心の叫びが、
「私もう、言葉を発したくないの!!」
だったんですって。
ううう…なんだかわからないでもない(>_<)

何故なら、これは私自身の最近一番の課題でもあるから。
言葉が溢れかえるこの時代に、何の因果か言葉に関わる仕事に携わる者として、これは絶対に意識しておかなければならならないテーマだと思うわけです。

最近読んで一番影響を受けた一冊「本当の自分を見つける文章術」に書いてあったのも、そういうことでした(すみません一部でレビュー書く書くといって書いてません(>_<)

書くときも話すときも、常に、ウソのない心からの言葉だけを発していきたいです。
「言葉を弄する者」ではなく、まことの心の「詩を詠む者」でありたい(「月雲の皇子」より)。
とても難しく、勇気がいることでありますが…。

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※終演後にヅカトークしにいった三井住友ビル50階のお店からの夜景。
「宇宙を手にお入れください!」←全然関係ないw


2014年7月10日 (木)

宙ベルばら「今宵一夜」を観て思った

宙ベルばらを観て来ました。
ムラの初日以来でしたが、まず、ぐっとバージョンアップした衛兵隊の皆様の荒くれっぷりにときめきまくり(*´ω`*)
愛月ひかる君の上着ボタン全はずしに、バウ初主演に向けての気合いを感じてしまいました。

そして、特筆しておきたいのは人生で初めて「今宵一夜」に得心してしまったということです。

「ベルばら」随一の名場面と言われていながらも、これまで私の中では、ただ気恥ずかしい場面以上のものがなかったのですが…。
今日、この場面の鳳稀オスカルを観て、「オスカルって、本当の本当は限りないワガママさを秘めた女性なのでは?」と、ふっと思ったのです。

そう思った瞬間、「今宵一夜」はそんなオスカルの「永久に100%自分だけを愛せよ」という究極の女子願望をアンドレにぶつけ、それをアンドレが喜んで受け止めるという場面なのだなということで、何だか合点がいったのでした。
この場面は清く正しく美しい場面などでは全然なく、若干の狂気さえはらんだ、エロくて生々しい場面だったのですねー。

「男役」と「男装の麗人」というのは似て非なる存在。
オスカルという人は、男装をしていながらも中身は限りなく「女子」なんですね。
しかもとびきりの美人とくれば、なるほどそりゃモテるわけだ。
ジェローデルからも、アランからも愛され、さらに衛兵隊士全員がオスカル隊長が「大好き」なわけですから。
中でも、オスカルの貪欲な愛を全身全霊で受け止められるのはアンドレだけだったというわけです。

鳳稀オスカルは、「男装の麗人」としての外見の完璧さも、内面に秘められたドロドロした女子っぷりも共に表現し切ったオスカルでした。

逆に、フェルゼンの命がけの愛さえも振り切り、自らのミッションに殉じて断頭台にのぼるアントワネットのほうが、中身ははるかに男らしい女性だと思います。

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※恒例の公演デザート「心の白薔薇 愛のジュレ♡」
(花組の水美 舞斗さん・真鳳 つぐみさんが命名とな!)

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