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2014年3月11日 (火)

能と文楽

本日、観世能楽堂で行われた「能と文楽」行って来ました。
キリスト教に関する題材を、能と文楽、異なる2つの古典芸能らしく、まったく違う風に料理してあるのがとても興味深かったです。

豊竹英大夫さんのライフワークともいえる「ゴスペル・イン・文楽」のほうは、キリストの生誕から十字架にかかり、復活するまでのドラマチックな一生を、文楽の表現手法を余すところなく活用してみせてくれます。
女形の人形のたおやかさ、庶民のツメ人形のちょっと間抜けな愛嬌といった人形の魅力から、文楽三味線と義太夫で語る迫力の「ハレルヤー♪」まで。
こういう「盛って盛って盛って」の手法は、宝塚歌劇にも通じるところがあると思います。
さっすが庶民のエンターテインメント文楽! 
あるいはこれって関西の芸能の特徴なのかな?

物語の後半で「えっ?ボクはイエスの弟子なんかじゃーありませんから〜」と嘘ついちゃう愚かなペテロを主軸に据えちゃうところなんかも、文楽らしいと思いました。
ちなみに、イエスの人形は「俊寛」のかしらを使っているらしいです。
イエスが奇跡で娘を生き返らせるところは、ちゃんと目が開く娘のかしらが使われていたような。
他のかしらは何だったんだろう? プログラムにそれも書いて欲しかった〜。

すっごく細かいことなのですが、文楽って舞台の幕が降りるときに、太夫さんが床本を捧げ持って一礼しますが、今回はそれがなかったです。
やはり、新作だからってことなのかな。
でも、数年前に観たときより作品としてのまとまりが増していて、悪い意味での「新作」っぽさがなくなっている気がしました。
再演を重ねることの意義ってそういうことなのかもしれません。

ちょっと最近、タカラヅカ100周年にかまけすぎていて文楽を観る機会が減ってしまっていましたが、久しぶりにしっかり観たくなっちゃったな〜。

代わって能のほうは「聖パウロの回心」。
もともとキリスト教を迫害する側であったサウロことパウロが、回心するまでに絞って描かれているところが、能らしいなあと感じました。
そして、終盤にぐぐぐっと引き込まれる、まさに「序破急」な展開でした。

あの震災以来、311は何となく特別な一日になりましたが、今日は意味ある311が過ごせて良かった。

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観世能楽堂のお庭の梅は七〜八分咲きといったところでしょうか。


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