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2013年9月の記事

2013年9月28日 (土)

トークイベントはアツかった!

昨晩の「タカラヅカ流世界史」発売記念トークイベント「東西おかしな二人 第二章」は、おかげさまで「オラたち、アツかったよね?!」という大盛り上がりとなりました。

ツカミのあまちゃんトークにも寛大にお付き合いくださった皆様に感謝です。
しかしながら、アンケートの結果「あまちゃんの派閥と、ご贔屓スターとの間には何の相関性もない」らしいことが判明したのでした(´・ω・`)ショボーン。

前半には、「タカラヅカ流世界史」のこだわりポイントをマニアックに解説。
続いて、恒例のジャンケン大会であります。
こちら、参加者と牧さんがジャンケンして、勝ち残った人が好きなスターさんの好きな役のイラストをその場で描いてもらえるというもの。
今回、見事に勝ち残った方が所望されたのは「音月さんのロミオ」でした(*´ω`*)

せっかくなので、何か台詞も入れましょうということになったのですが、「僕は怖い」という私の案は当然ながら却下され、「恋の翼に乗って、やってきました!」っていうのもやはり却下され…。
結局、「もう一度、キスを…」になったのでした。キャー(*´ω`*)

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後半の質問コーナーでは、割とマジで語っちゃいました。
振り返りながら今ふと気付いたですが、本来的にはやっぱり「話し手」ではなく「書き手」なんだと思います。ああいう場で思いつきで調子に乗ってしゃべれる器用なタイプじゃないですね。

だからこそ、日々の気付きを大事にして、常に自分の中で考えを煮詰めていく作業の積み重ねを大事にしなきゃなあ、と改めて思ったりしています。
話しながら、さらに発見があり、深まっていくようなトークができるようになりたいもんです。

本日の教訓「ローマとトーク力は一日にして成らず」

せっかく質問用紙にはたくさん書いていただいたのに、全部お答えできなくてすみませんでした。
続きは関西公演でも回答したいと思いますので、遠征お待ちしています(笑)

貴重な週末の夜にご参加くださった皆様、

W(割と)
M(マジで)
A(ありがとうございました!)


※なお、関西公演は10月10日(梅田)および25日(西宮)にて開催予定です。
http://www.junkudo.co.jp/mj/store/event_detail.php?fair_id=2560
http://www.junkudo.co.jp/mj/store/event_detail.php?fair_id=2561

2013年9月27日 (金)

ワセダ「舞台芸術入門」開講

早稲田大学教育学部の「舞台芸術入門」という授業で、持ち回りの講師をさせてもらってるんですが、今年もそれが開講しました。
訳あって今年は私が事務的な準備も担当しているため、無事に開講までこぎつけられて、ものすごーくホッとしております(まだこれからだけど)。

テーマは「歌舞伎から宝塚へ」。
歌舞伎を語る先生、宝塚歌劇を歴史的な観点から語る先生を経て、12〜1月ごろの講義が私の番となります。
昨日はイントロということで、3名でこれからの授業の概要をざっと案内したのでした。

せっかくなので、「今のタカラヅカ」を感じてもらえればと思って、授業の最後に「ロミジュリ」と「戦国BASARA」を流したら、教室内に興奮のざわめきが…!
どうやら、「これがタカラヅカなのかー!」と衝撃を受けた学生さんも多かったみたい。

おかげさまで「これからの講義を楽しみにしています!」という感想カードも多くて嬉しかったけど、何だかしょっぱなから「最終兵器」を使ってしまった気もしなくはない(笑)

ちなみに、昨日流したロミジュリは星組版のブルーレイで、別の仕事でお世話になってる人が貸してくれたものです。
「学生さんに観てもらえるのなら」ってことで、買ったばかりの未開封のものをそのまま快く貸してくれたのでした(昨日、私がバリバリと開封)。
どうもありがとう〜☆

2013年9月26日 (木)

明日はいよいよトークイベント!

明日27日19時より、「種市ずぶん先輩派」の私と「ストーブさん派」の牧彩子さんが池袋でいよいよ激突!!!
…じゃなかった、新刊「タカラヅカ流世界史」の発売を記念して、トークイベントします。

~東西おかしな二人 第二章~ 
タカラヅカ愛と世界史の詩 
http://www.libro.jp/news/archive/003610.php

ここだけの話、予約なしでの飛び入り参加も歓迎なので、金曜の夜、急にヒマになっちゃって淋しい人は是非お立ち寄りください。
ワタシ的には「ご贔屓スターとあまちゃん派閥の関連性」について、このトークイベントで検証したいと思っているので、あまちゃん好きの方にはとくに来ていただきたいなーと思っています(笑)

恒例の「愛と革命のじゃんけん大会」も開催します。
見事勝ち抜いた方には、ご希望の役のスターさんのお姿を、牧さんがその場で描いてプレゼント!
憧れのアノ方の姿を胸に、戦いに挑んでくださいねー。

その他、新刊のみどころや制作マル秘エピソートなど、たくさんお話します。
世界史がニガテな貴方のためのスペシャル授業も準備しております。

みなさまのおこしを、お待ちしております\(^o^)/


※なお、関西公演も10月10日(梅田)および25日(西宮)にて開催予定です。
関西方面の方はこちらにどーぞ。
http://www.junkudo.co.jp/mj/store/event_detail.php?fair_id=2560
http://www.junkudo.co.jp/mj/store/event_detail.php?fair_id=2561

2013年9月25日 (水)

半沢直樹の罪な結末

ドラマ「半沢直樹」の結末がどうにも納得いかなくて悶々としてましたが、感想を人と話したりしているうちにアタマの整理がだいぶついてきたので、まとめときます。

それは、ひとことでいうと「裏切られ感」なのである(`・ω・´)プンスカ

これまでの半沢直樹は、現実の会社組織ではありえないことを言ってのけ、やってのけ、悪を打ち負かして来た。
会社員のスーパーヒーローだった。
…そこではもはや「現実にはこんな人いない」とかいう問題はどうでもいいことなのだ。
視聴者が半沢を見てワクワクしたり、ストレス解消できたり、夢を見られることが大事なんだから。

「半沢直樹」って、そういうドラマだったはずだった。
だから私も、以前のブログでは「タカラヅカでもやればいいのに」と書いた。

…それが、最後たった20秒で、ぜんぜん違うドラマになってしまった。
これまでのメッセージの全否定ともいうべき最後の20秒だった。

視聴者の中には、「現実にはあんな会社員はいない」とわかりつつも、忘れていた理想をほんの少し思い出したり、溜飲を下げたり、少しでも前向きな気持ちで仕事に取り組みたいと考えた人もいたことだろう。
実際、最終回の取締役会のシーンでは、半沢が現在の銀行(というか日本の会社組織全般だろう)の問題の本質にズバリ斬り込んだ。あれは良い台詞だったと思う。

ところが、最後20秒で頭取はそんな半沢に「出向」を言い渡した。
(出向にも実際は色々あるのだろうが、これまでの回で「銀行における出向は片道切符」等とさんざん言われてきており、少なくともあのドラマにおいては「出向=厳罰」であることは明白である)

つまりそれは、
「結局、今の日本の組織では半沢のような会社員は評価されないんですよ」
「半沢のような男が存在していくことは不可能なんですよ」
「結局、現実はこんなもんです諦めなさい」
という、救いようのないメッセージを視聴者に突きつけたということだ。

…あの終わり方はないわ。

もし私が会社員だったら、翌日どんな気持ちで出社したらいいのかと思う。
せめて、最終回の放映が3連休の中日だったのがまだしもの救いだった。

むろん、あれこそが会社組織という世界の現実であるという向きもあるだろうし、現実をシビアに描いていくタイプのドラマだってもちろん存在する。
…だったら、最初からそういうテイストで作ればいいのに、そうじゃないから「裏切られ感」いっぱいなのだ。

何というか、宝塚歌劇だと思ってずっと見続けていたら、最後の20秒で突然、超リアリズム満載の暗くてやりきれないストレートプレイに切り替わって、そのまま幕が降りてしまいました〜って感じなのである。
そりゃ、やりきれなくもなるよね。

もちろん、原作のシリーズがそうなっているからという話も聞いている。
だが、かりにそうなら視聴者も納得でき、心地よく楽しめるよう脚色すべきである。

また、続編の構想がすでにあるから、あのような終わり方にしたのでは?という推測もあるようだ。
「えええっ!」という終わり方で視聴者に強い印象を残し、続編につなげようということらしい。
だが、それこそ制作側のご都合主義というものではないだろうか。

私は、あらゆるエンターテインメントは常にお客様のほうを向いていなければならず、お客様を感動させたり、楽しませたり、何らかプラスの付加価値を与えなければならないと思っている。「観て良かった」「聴いて良かった」と感じてもらえるものでなければならないと思っている。
間違っても、受け手(観客とか視聴者とか読者とか)を不快にさせたり、傷つけたり、不幸な気持ちにさせることはあってはならない。

だから、もしその推測が本当だとしたら、何か違うんじゃないかと思う。
まさに、半沢が最後に取締役会で言っていた「いつの間にか自分たちの組織を守ることしか考えなくなっている」という罠に、制作者側もハマっているってことになるのでは??
やはりそれが、視聴者が対価を払うというシンプルな構造になっていない、テレビというメディアの限界なのか?とさえ思ってしまう。


とにかく久しぶりに、割とマジで怒ってしまう結末だった。
あるいはそれも含めて、このドラマの凄いところっていうことなのかしらん???

2013年9月24日 (火)

大相撲を初めて観た

人生初の大相撲観戦を体験してきました。
機会がないとなかなかできないことなので、ちょこっと感想など書いとこう。

あの土俵の上で巨体と巨体がぶつかり合うさまからは、やっぱり何やら神聖なものを感じてしまいます。
そこにはちゃんと様式美があるし、息を合わせて戦うところなど、これはやっぱり日本の伝統芸能なんだなと、リアルで見て改めて感じました。

Sumo0
美尻大集合!?


そして今日はすごい大一番を見ることができてしまった!
最後から2番目の勝負、横綱白鵬 vs 関脇豪栄道。
ななな何と!緊迫の勝負の末、全勝の白鵬に豪栄道が勝ったのです!!!

Sumo1
行司さんのポーズが地味に超カッコ良かった(*´ω`*)


もう、場内大興奮で、空中に座布団が飛び交いまくり!!
割とマジで恐かったです。
…でも、投げたくなる気持ちもわかった! ていうか私も投げたかった(笑)

Sumo2
宙を舞う座布団(あんまりうまく撮れなかったけど…)


モンゴルはじめ、海外出身の方が多い中、山口県出身の力士さんも中入り後に2人。
豊響と豊真将。思わず応援に力入っちゃいましたー。

きっとタカラヅカと同じで、それぞれの力士さんの実績やキャラクターなんかがわかればわかるほど、面白いんでしょうね。
どうやら「横綱=トップスター」であることは間違いない(笑)。
プログラムでも、一番最初に、一番大きな写真で掲載されてるし。
ちなみに、横綱=見開きで1名掲載、大関=1ページで1人掲載、関脇と小結=1ページに2人掲載、前頭=1ページに4人掲載、でした…ってそんなところばっか注目してスミマセン(´・ω・`)

とりあえず、「○○山は二番手クラスかな」とか「××海は新公学年有望株ってとこ」とか、主要力士に関して語れるところを目指してみようかしらん(笑)

2013年9月18日 (水)

男性ファンが集まった!

NHK文化センター青山教室のチャレンジな試みである、「タカラヅカ入門 男性専科」の第1部(講義の部)が開催!
老若男々11人のヅカファン男子が集合しました。

開始前からすでに参加者同士での話が弾み、和気あいあいな雰囲気に〜(*´ω`*)
講義中も活発に意見が飛び交い、あっという間の2時間でした!

女性ファン的にもとっても気になる「男性ファンの特徴って何?」というテーマでのグループ討議もやってみました。
以下はそのときに出た声のまとめです。
参加者の皆さんにも了解いただきましたので、この場で紹介しちゃいます。


◆より客観的で、「スター」よりも「システム」に興味を感じている。「○○さんが見てくれて嬉しい♡」「○○さんとずっと一緒にいたい♡」等の気持ちはないし、「○○さんが退団したら私もタカラヅカを卒業する」といったこともない。だから、ファンとして長続きする人は多い。

◆良くも悪くも「まとまらない」のが男性ファン。「花組」とか「柚希さん」とかいう軸足がなく、悪く言えば冷めている。

◆でも、偏りなく全組観る人は多いんじゃないかと思う。

◆各組がトップスターを頂点とするピラミッド型組織で、でもマネジメントを担当する組長もいて、さらに専科もあって…という形態が、一般の会社に似ているので、そこに興味を感じている人が多いように思う。

◆「共に追っかけたい」「感想を話し合いたい」といった「横の共有」をしたいという気持ちがあまりない。それより大事なのは女優さんと客席にいる自分との間にだけある精神的交流である。


こうしてお話を聞いてみると、皆さんそれぞれ「男性ファンの矜持」があるんですねー。
もちろんこれは、男女で明確に分かれる特徴ではなく、人それぞれ「男性的」「女性的」な部分を持ち合わせていて、その割合が違うということなのだと思います。

私自身も、かなり男脳なんだなぁと感じました。
でも、そのいっぽうで女性的な部分も実はものすごく強く持っていることも改めて自覚。
スターさんにキャー♡っとなったり、ヅカトークでしょっちゅう盛り上がったりする楽しみは、どうやら女性特有のものらしいので、やっぱり女子に生まれてよかったと思った次第です♪

さて、来週はいよいよ観劇会の部です。
男子10名がズラリと並んで観るとか…これはなかなかないですよ!
「ちゃぴちゃん(=娘役トップの愛希れいかさん)にお手紙書いて知らせようよ!
そしたらこっちを見てくれるかも!!」
…と、私ひとりで騒いでいたのですが、そーいう発想自体が極めて「女子的」なものなんだと後になって気付いたのでした(>_<)

2013年9月17日 (火)

「忙しいから」という言い訳

今日は箏のお稽古の日でした。
先月はお休みしちゃったから、久しぶり。緊張する。

で、前々から悶々としていたことを思い切って先生に質問してしまった。
私が通ってるとこは、月3回のお稽古で定額の月謝というシステムなんだが、

私「あのー、忙しいときだと、月3回お稽古に来るのが厳しいときってあるんですよね…そういうときって…(もごもごもご)」

口ごもる私に対して、

先生「割引できないかってこと? そういうことは邦楽の世界ではないのヨ」
私「やっぱりそうですよねー。ちゃんと3回お稽古に来いってことよね(´・ω・`)」
先生「いや、3回じゃむしろ足りないぐらいだけどネ」

ひゃー、やっぱりそうでした。
1回しか行けない月はお月謝も3分の1にならないかと考えた私があまちゃんでした。

誤解なきように言うと、私が通っているお教室は邦楽の世界の中でも飛び抜けて現代的で合理的でリーズナブルなところだ。
上記が世の中の常識とはズレてるってことも、わかっての回答だと思う。

でも、私はこの回答を聞いて、ここ数ヶ月の悶々が一気に解消して、とてもスッキリした。
ならばその条件下で自分ができることをやればいいと吹っ切れた。
もともと芸の道なんで、そんなに合理的な世界じゃないもんだ。
結局は、自分がどこまでやりたいか…だよね。

考えてみれば、才能も若さもない私のごとき生徒に対しても、
「忙しいんだったら仕方ないわね」
などと手を抜かずに厳しく向き合ってくれることのほうが、ありがたいことだ。

だから私も「忙しいから…」とかいう言い訳はできるだけしたくないといつも思う。
何だかそれって、せっかく分け隔てなく接してくれてる先生に対して失礼な気がするから。

限られた時間の中でせいいっぱい向き合う。
結局、それしかないってこと。


Gakufu
※三味線のバイエル「宮城道雄小曲集」の最初のページ。

2013年9月14日 (土)

今さらですが岩手でボランティア体験記(その2)

この日、移動図書館車がまわったのは、山田町にある仮設住宅だ。
各々1時間ずつ滞在し、計4カ所をまわる。
スタッフは男性3名、女性2名。我々ボランティア2名が加わって、計7名だ。

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移動図書館車。黄色を基調としたデザインが可愛い!

居住者の方々は、図書館車の本棚から好きな本を選んで借りて行く。
貸出手続きは、仮設住宅内の集会所を使って行う。そこでは飲み物なんかも出していて、おしゃべりしていくこともできる。
借りた本は、次回、だいたい2週間ぐらい後に移動図書館が来るときに返却すればよい。

我々ボランティアのお仕事は、まず仮設住宅に着いたところで、1軒1軒を訪ねて、
「移動図書館来ましたよー。お茶飲みに来てくださいー」
などと呼びかけてまわることだ。

もともと簡単な作りだし、今日みたいに暑くて良いお天気の日は入り口も開け放してある。
したがって、声はかけやすいのだけど、よく言われている「プライバシーの確保が難しい」ということでもある。
でも、声をかけると、わざわざ出て来てくださって、
「ああ、移動図書館ね。どうも、ご苦労さまです」
などと皆さん笑顔で対応してくださる。
ウザそうな顔をする人や無視する人にはひとりも出会わなかった。

あとは、返却されてきた本を種類別に分けたり、空いた棚に収めたり。
利用者の方々と交流してみたり。
そして、開始時と終了時の荷物の出し入れのお手伝いだ。

そもそも、仮設住宅の居住者にお年寄りが多いからだろうが、利用者もやはり年配の方が多い。
そして子どもたち。
絶対数はそんなに多くはなかったけど、世間一般でみても「本を読む習慣のある人」というのはごく一部なんだから、そういうものだろう。でも、利用する人は皆さん常連みたいで、とっても楽しみにされてる様子。一度に5冊まで借りられるそうだが、何冊もいっぺんに借りていく人がほとんどだった。
子どもたちがでっかい絵本を手に取って借りて行く様子も微笑ましい。

人気があるのはやはり人気作家の小説だ。
あと実用系では、料理や園芸の本、健康関連本、そして家作りに関するもの。
漫画は「進撃の巨人」まで人気のものが揃っている。そして、子どもたち向けの絵本。

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ビジネス書はさっぱり人気がないわな〜仕方ないか(´・ω・`)
あとは「タカラヅカ流世界史」もここじゃ要らないね(´・ω・`)

ひとり、今日周回予定じゃないところにお住まいの人がわざわざ訪ねて来て、
「『項羽と劉邦』の続き、入っていないかしら? 続きが読みたくて」
とおっしゃった方がいた。
うわー、その気持ちめっちゃわかるわかる!と激しく共感してしまったよ(笑)

そんな利用者さんに応えるべく、シリーズものの貸出があったときには、次回訪問時に続きを持って行ってあげられるようにしたり、リクエストも受け付けたり、細かい配慮がなされている。
本は当初、寄付でまかなっていたけれど、最近は営業を再開した地元の書店さんで購入することで、支援の一環としているそうだ。

正直私は、たった一日、しかも天候にも恵まれたラクな日に手伝っただけで、たいしたことは何もできなかったと思う。
2年以上の間、雨の日も極寒の日も活動を継続されて来られたスタッフの皆さんには頭が下がる。
でも、黙々と本を運んだり並べたりする作業はけっこう楽しかったし、本を読むことを純粋に楽しみにしている人と接することができたのも嬉しかった。
考えてみれば皆さん、とても気持ちの良い利用者さんばかりだったな。
東京の図書館なんかよりも、はるかに…。

16時過ぎには釜石の事務所に戻り、すぐに釜石発16時41分の列車に乗り込んで、東京へ。
何とかその日のうちに戻ることができた。

そして、連休後半の日本には、台風18号が直撃して来るらしい。
せめて仮設住宅がある場所にはあまり近づかないで欲しい…雨風を凌ぐのは本当に大変だろうから。
そんなことがやっとリアルに想像できるようになった。それが自分の中の一番の変化なのかもしれない。


<追記>
ブログにアップしてしばらく経った今、「今さら何書いてるんだろ?」と恥ずかしくなってしまったのだけど、「昨日までの私」が何も知らなかったことも事実なわけで、そのことは記憶だけじゃなくて記録に残しておこうと思う。

現地に足を運んで、見て聞いて初めてわかったことはたくさんあった。そして震災から2年半、オリンピック開催決定に沸き立つ東京との温度差もすごく感じる。だからどうしろっていうのは今はまだないんだけど、これからも頭の片隅で考え続けていきたい。ごめんなさい今はただそれしか言えません。

今さらですが岩手でボランティア体験記(その1)

シャンティ国際ボランティア会が主催する、岩手での移動図書館プロジェクトのボランティアに参加してきました。

そもそもは、同じ出版関係のNPOである「企画のたまご屋さん」として学ばせてもらいたいという意図からだった。
個人的にもいつか被災地に自分で足を運んで、できることをやってみたいという思いはずっとあったから、ようやくその機会が到来したといったところである。

目指すは岩手県釜石市。
東京駅から東北新幹線「やまびこ」で3時間。
新花巻で釜石線に乗り換えて、さらに2時間。
新花巻まで北上して、それから海に向かって東方向に進むということなのだが………遠い。遠いよ(´・ω・`)

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釜石線。2両編成の列車でてくてく。

そして前日の17時前には釜石着。
鉄鋼の街とは聞いていたけど、駅の真ん前にいきなり新日鉄の工場があってびっくり。

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さっそく街を歩いてみて、唖然とした。
1階部分が津波でやられたまま放置されている建物が、あちこちにまだ残っているのだ。

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仕事柄、この建物に一番衝撃を受けた…もとは書店さんだったらしい。

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そのいっぽうで、やけに新しい建物も多い。震災後に新しく建てたのだろう。
街の中心部であろうと思われるところに、更地がぽっかり空いていたりもする。
この他にもぐにゃりとひん曲がったガードレール、砂でざらざらになった観光案内板、半分に欠けて原型を留めないベンチなどなど、津波が残した傷跡が街中にはまだまだ残っている。

この日の夜は、地元のご主人がひとりでやっている店を訪ねてみたのだが、このご主人も「前の店は津波で流された」と言っていた。

あまりに陳腐な表現で恐縮なのだが、「ここでは震災はまだまだ、全然終わってはいないのだ」ということに今更ながら気付かされた。そしてそれは、鈍感な私にとっては、ここまで来てやっと実感できたことなのだった。

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こんな建物もあった。「釜石復興ビル」。

そして翌14日がボランティア活動である。
朝9時に、シャンティの岩手事務所に集合し、そこから車で出発だ。
一路、津波の被害が最も大きかった町のひとつである山田町方面に向かう。
途中、瓦礫の山というのを初めて目の当たりにした。
運休になったまま、草ぼうぼうになっている三陸鉄道の線路も。

幸い、お天気には恵まれたから、三陸の海はとてもとても美しかったのだけど。
その美しい景色を眺めていて、ずーーっと忘れていた旅の思い出がひとつ、突然よみがえって来た。そういえば私、ずいぶん前に一度、三陸を旅行したことがあったっけ。

その時も絶好のドライブ日和だった。リアス式海岸から臨む海はのどかでキラキラしていて、海の幸はひたすら美味しく、ただただ、楽しい旅行だった。
だけどそんな思い出の景色も、もう二度と見ることはできないんだな。少なくとも私が生きている間は、絶対に。
(その2に続く)


2013年9月10日 (火)

「タカラヅカ流世界史」発売になりました!

W 割と
M マジで
S 世界史のお勉強…!?

以前よりこちらでもお知らせさせていただいている「タカラヅカ流世界史」が発売いたしました!
予想以上に(?)現役高校生の皆さんからも「マジで世界史の勉強に役立つ」との声が多くて、うろたえてしまいます(笑)

お買い求めの際は、全国の大型書店の演劇書関連のコーナーまでどうぞ。
また、「絶対買いたい!」という方は、以下のいずれかに行けば間違いなく大量に置いてあるはずです。

<東京>

・八重洲ブックセンター日比谷シャンテ店(東京宝塚劇場向かいの日比谷シャンテ3階)
・リブロ池袋店(今度トークイベントをさせていただくので)

<関西>

宝塚大劇場近辺なら…
・ブックランドサンクス
・ブックファースト宝塚店

また、トークイベント関西公演をさせていただく以下の2店舗でも。
・ジュンク堂梅田ヒルトンプラザ店
・ジュンク堂西宮店

★なお、ザンネンながらキャトルレーブでは売っていません(>_<)
お手数ですが、上記書店さんまで足をお運びくださいませm(__)m


※こちら、八重洲ブックセンター日比谷シャンテ店の様子です。

Yaesu


2013年9月 5日 (木)

インタビューされるのも難しい

BOOKSCANというサイトの著者インタビューに掲載されました。
インタビュー記事はこちらになります。

これまでと現在の私のことがわりとコンパクトにまとまってると思います。
私が運営に携わっている「企画のたまご屋さん」のこともがんばって語りました (`・ω・´)キリッ.
(代表としてアピール力が足りないんじゃね?といつも言われてるので…)
よかったらご覧になってみてくださいね〜

…この記事をつくっていく過程では、「インタビューされる側の難しさ」も思い知らされました。
私はインタビューする側として、主にはタカラジェンヌOGの方々のお話を聞く機会はあるのですが、たいがいは聞いた話がスパッと原稿になることが多いです。
彼女たちはやっぱり自分の考えていること、感じていることを端的に言葉で表現する訓練ができているんだなと改めて頭が下がる思いでした。

2013年9月 2日 (月)

【受付中!】タカラヅカ講座@大分

以前こちらのブログでもお知らせした、NHK文化センター大分教室でのタカラヅカ×ダンス講座のお申し込みが開始されております。
九州方面のタカラヅカファンの方はぜひぜひお見逃しなく!


★★★もっと楽しむ!宝塚歌劇★★★
 ~ダンスの魅力に迫る~

2014年に創立100周年を迎える宝塚歌劇。本講座では特に、そのダンスの魅力に注目します。『宝塚読本』『タカラヅカ流世界史』の著者が、地元大分県出身でバレエ雑誌「クロワゼ」「クララ」編集長の阿部さや子さんをゲストに迎え、宝塚のダンスの魅力を徹底解説!また、博多座星組公演「REON!!Ⅱ」の見所や、トップスター柚希礼音さんのダンスの魅力についてもお話します。

◇講義 10:00~11:30(NHK文化センター)
◇観劇 15:30~(博多座)

☆お申し込みはこちらから!
「観劇セット」はこちら ←満席となりました(9月3日現在)
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※注)博多座への移動について
「JR切符はこちらでまとめて手配します」とありますが、こちらは希望者のみとなります。
各自で手配していただくこともできますので、大分から往復される方はリーズナブルな回数券の利用も可能です!

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