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2013年2月10日 (日)

誰が邦楽を殺したか?

友人に誘われて、「葛西聖司の江戸遊学」という講座に行ってきました。
ゲストは芳町芸者の久松さん。

年上の方に対して失礼だけど、とても可愛らしい風情の方。やはり、芸道一筋に精進されてる方っていうのはいつまでも無邪気なものなのでしょうか。

お話はとても興味深いのだけど、聞けば聞くほど、「今じゃもう、そんな風情を解する人も少なくなったよねえ」「今より余裕があった、古き良き時代の遊び方だよねえ」と、冷静に考えてしまったりするイヤな私がいた^^;

で、そんな私が自分で自分に驚いたのが、最後に、お三味線の伴奏でもって踊りも披露してくださったときのこと。
しみじみ、「いいなぁ〜」と踊りに見入り、三味線の音色に聴き入ってしまったのだ。

これはおそらく、箏をやっているので、邦楽の旋律に耳馴染みが多少あるっていうことが大きいと思う。
以前の私だったら、おそらく「はぁぁ?退屈」となって眠くなってしまったかもしれない。

箏を始めてからわかったのだが、洋楽のほうがずっとロジカルで規則的、対する邦楽は「心のおもむくまま」という感じだ。
だから、洋楽しか聞き慣れてない人だと、規則のない邦楽は「わけわかんない」風に聞こえると思う。そのくらい、邦楽と洋楽は違う。
おそらく、踊りの世界も似たようなことがいえるのではないだろうか。

日本の音楽や舞踊の心得を失ってしまった日本人には、もはや芸者遊びだって粋に楽しめる人はほとんどいないのではないかと思う。
それでいいのかな? 日本人。
「誰が邦楽を殺したか」…これ、今後のワタシ的なテーマだな。

それで話はまたタカラヅカなのだけど、そういうわけで宝塚音楽学校が「箏・三味線」の授業を無くしてしまったのは大問題だと思うんですよね。
日本舞踊はかろうじて残っているけど、日舞を踊るためには、邦楽を聴く耳も必須のはずだから。
日本物の今後を憂えるのであれば、ぜひとも復活させて欲しいなあ〜。


ちなみに、葛西さんのお話はとても耳に心地よく、お芝居への造詣の深さも感じさせ、ゲストの方への心遣いや進行のメリハリなど、すごい勉強になりました。
少しでも見習いたい!!

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