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2013年2月 9日 (土)

江副さん

古巣リクルートの創業者、江副さんの突然の訃報には驚いた。
そして、マスコミ各社がこぞって「リクルート事件で有罪となった人」として紹介しているのには、ちょっと違和感を覚える。
もっと別の、大きなものを遺した人だと思うのだが。

かくいう私は、ちょうど「事件」の年に内定をもらい、入社したから、江副さんと直接の面識はない。
が、たった一度だけ、素顔の江副さんとお目にかかったことがある。

在社中に私は、「リクルート混声合唱団」なる活動に参加していた。
とある休日、本社ビルの11階ホールで練習をしていたら、突然エレベーターから降りてホールにふらふらと迷い込んで来た人があったのだ。

私より2つ上の先輩→いきなり「ははーっ」と最敬礼状態に。
私より2つ下の後輩→「はぁぁ? 誰ですかあのオッサン?」と、うさんくさそうな顔。
(この態度に先輩焦る)

かくいう私はこの中間で、「も、もしやこの人は…新聞で顔写真を見た、あの人??」状態だった。
かくの如く、同じR社員でも「事件前」と「事件後」では世代間格差があった。
そして、ちょうどその端境期にいたのが私達の代だった。

音楽好きな江副さんは、私たちの活動のことを知ってたいそうお喜びになり、缶ジュースを1人1本ずつおごってくれた(ちょっとショボいなぁ…と、そのときは思った)。
そして、合唱団メンバーの伴奏のもと、アリアを一曲披露された(あんまり上手くはないなあ…と、そのときは思った)。

…とまあ、そんな江副さんしか私は知らない。
事件当時は内定者でまだ会社にいなかったから、よくわからないし、「事件」については語る資格はない。
(ちなみに私達の代は、親の反対や友人の嘲笑を振り切って入社してしまった変わり者…いや、鉄の志を持った代なのだ (`・ω・´)キリッ.

でも、今の私の職業観の多くは、あの会社で培われたものだから、その意味で私も江副さんという人に影響を受けたひとりであると思う。
誰に教えられたわけでもないけれど、「自ら機会を創り、機会をもって自らを変えよ」という言葉は、いつの間にか私自身の行動の指針にもなっている。

訃報の当日、私のフェイスブックのタイムラインは、江副さん追悼の言葉で溢れかえっていた。
そうやって創業者のことを社員が素直に尊敬できる会社にいられたのは、幸せなことだなぁと、ちょっと嬉しかった。

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