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2012年8月の記事

2012年8月28日 (火)

舞台版タイバニ

ツイッターのフォロワーさんが声をかけてくださったのがきっかけで、TIGER & BUNNY THE LIVE(舞台版タイバニ)に行って来てしまいました。
「逆転裁判」をタカラヅカでやると聞けばゲームを全部やって廃人化してみたり、「コードギアス」が舞台化されると聞けばアニメを全部見てハマったりしてるもんだから、おそらく白羽の矢が立ったのでしょう。

※以下、流儀がちょっとわかんないんですが、ネタバレだったらごめんなさい。

お台場に着いたときから、すでにアウェイ感満載(´ω`)
客席に入ると立ち見の方もいっぱいで、私ごとき初心者が観るのが申し訳ないような…

幕が開いてしばらくは、いつも観ている舞台とあまりに違うのでけっこう面食らいました。
これってタイトルのとおり、まさにライブなんですね〜
舞台の上だけで物語が進行するんじゃない、劇場空間そのものが物語の舞台って感じになってる。と思ったら、途中で息抜きのような場面もあったり。
まさに客席参加型! そして、お客さんが盛り上がれることを一番に考えて構成されてる。
そう理解できてからは、がぜん面白くなって、自然に楽しめるようになりました。

とくに1階席の人は、事件は起こるわヒーローたちは走り回るわ前方の映像にも映し出されるわで、かなーりエキサイティングだったのではないかと思います。
私は2階席だったのでちょい淋しかったのですが、最後の最後にスカイハイが来てくれたんで嬉しかった!! 初心者ですが私はこの天然キャラがかなり好きです♪

キャストのうちのタイトルロールの2人(タイガー&バーナビー)は、アニメの声優さんなんですね。その他のキャストはJAEの人も多いらしく、空中を飛んだり、かなり高いところから飛び降りたりと、アクションがとにかくすごい!! ヒーローたちだけじゃなく、やられる方も! 映像とうまく組み合わせると、ここまで見応えあるものにできるんだなあというのも驚きでした。
スカイハイ役の人なんて、リハーサル中に怪我をしてしまったみたいだし…でも、上手い具合に脚本が変更されて、アクション以外のところにはちゃんと出ておられたのが温かい配慮で良いなあと思いました。

アニエス役が、タカラヅカ出身の彩夏涼さん。スタイル抜群で男勝り、アニメキャラをうまく再現、タカラジェンヌの底力発揮してました。
ドラゴンキッド役の佃井皆美さんが、小柄なのにパンチのきいたアクションで、動きも美しかったです(おそらくダンスもやってる方ではないかと)。
脚本は「デスティニー」の毛利亘宏さん。

タイバニクラスタの大先輩からはあらかじめ「サイリウムを準備してったほうがいいですよ〜。できれば青赤緑の3色」といわれまして、「サイリウムって何? 薬品か何か?」とか勘違いしてたのですが、要するにペンライトみたいなもんでした。
青ならフットルースのペンライトでいいじゃんと思ったのだけど、あいにく博多座の卒業式に行った友人に貸出中だった…(´・ω・`)

客層がとにかく若い! そして、ほとんどが女性でした。
客席からみんなで一緒に盛り上げて行こうという勢いがすごかったです。
タカラヅカのショーなんかも、今後はこういう手法の影響を受けていくのかもしれないなーと思ったり。

私などではなかなか観に行けない舞台、声かけてくださった方に感謝!!
アニメ版の予習は4話までしかできなかったので、これから続きをみますね。

2012年8月21日 (火)

轟悠ディナーショー『Fever!』

轟悠さんのディナーショー『Fever!』に行ってきてしまいました。
以下は極私的スーパーミーハーフィーバーレポートなんで悪しからずお許しください。

もともと私、ディナーショーにはあんまり熱意なくって、轟さんのもホント久しぶり。
だってディナーショー1回=S席3回だし…。

と、思ってたのですが、いくつになっても轟さんは轟さんで、いやむしろますます素敵に輝きを増していて、今日はマジ幸せーーー!!!でした。

選曲のなかのひとつに、「All That's Jazz」がありまして、これが、「Let's Jazz」というショーの中の一場面の曲。そう、なんだか轟さんそのものみたいなトランペット一筋のルイの話。
これまで轟さんが出演した中で一番好きといっていいくらい大大大好きな画面で、まさか今になって再び生でこの歌が聴けると思ってなかったから、もう、うれしくてうれしくて感涙。
(「ルイ」の役が彩凪くんだったのも、これまたツボだったのよね〜♪)

共演は透真かずき、雛月乙葉、彩凪翔、舞園るりという面々。
やっぱり、雪組の下級生との共演ってのは何となくうれしい。
轟さんってこういう場のトークは苦手な人だと思ってたけど、今日は下級生を交えてのトークもすっごく和やかにスムーズに進行しててびっくりしちゃった。

今日のトークのテーマは「夏の思い出」。で、少女時代に「ブルーと白のしましまの洋服を着て、天草に釣りに行って、帰って来たら体中がしましまに日焼けしてた」っていう話を聞いたとき、「子どもの頃からルキーニ…」と思った人は会場中で私だけではあるまい(笑)

客席には、タモさんマミさんノルさんの同期元トップ3人が勢揃い〜!
あとは、「オネーギン」つながりの彩那音さんの姿もみえました。

ほんと、一瞬も見逃したくないーと思ってしまう素敵さだったのですが、よくよくみると汗びっしょりなところとか(笑)、常に時候の挨拶から話が始まるところとか(笑)も、昔と変わらずで、そういう意味でも「ああ、やっぱり轟さんは轟さんだー」と、ますます愛おしく思えてしまうのでした(*´ω`*)

締めの1曲は、今回のディナーショーのために新たに作られたという「巡りゆく時」。
確か、「目の前にある道をひたすら進むだけ。それで輝く未来を目指す」みたいな歌詞(記憶あいまい不正確ですが)で、轟さんにぴったりな感じの曲でした。

振り返ると轟さんの舞台に出会ってからはや16年も経つわけで、彼女(彼)に出会わなければ今の私もないわけで、そういう意味ではやっぱり運命の人なわけで…などと、つらつら考えながら、しみじみ聴いてました。

おかげさまでヅカファン的に数奇な運命を与えられたわけだけど(笑)、きっとこれからも着いて行くわよ!と改めて心に誓った一夜でございました☆

2012年8月13日 (月)

ヅカじゃない講座のお知らせ(笑)

今月末に、久々タカラヅカじゃない講座の講師やります。
テーマはずばり「ワークライフバランス」。な、何だってー(((( ;°Д°))))

◆開催日時
8月29日(水曜日)午後6時半から8時半まで

◆会場
目黒区男女平等・共同参画センター 会議室(目黒区中目黒二丁目10番13号 中目黒スクエア9階)

※中目黒駅から徒歩10分ぐらいのところです。

◆参加費用
無料!!

◆お申し込み方法
電話、FAX、ウェブサイトでのお申し込みが可能です。
詳しくは目黒区ホームページを参照のこと。


☆オマケのよもやま話☆

正直、このお話をいただいたときはびっくりしてしまったんですよねー。
「何故に私がタイムマネジメント? ワークライフバランス??」と。
(しかも、依頼のメールに気付いたのが、東京宝塚劇場での幕間2階ロビーだったというw)

でも、依頼をくださった目黒区の担当者の方とお話してみて、何だか通じるところがあったので、お引き受けすることにしました。
担当の方いわく、タイムマネジメント関連の講座をやりたいと思ったので、関連の本を何冊か手にとってみたが、「ワークライフバランス」の観点でみると、以外としっくり来るものがなかったとのこと(そんなときにたまたま手にとったのが拙著「ひとり仕事術 時間管理編」だったそうです)。
確かに今の世の中、効率効率で、どんどん世知辛くなっていて、「ほんとうに心地よい時間の使い方」が考えにくくなってきているな、と思います。

私自身の時間管理術は、決して誉められたものではありませんが(本まで書いておきながらナンですが)、ひとつだけ自慢できることは、「いつも楽しそうだねー♪」と、しょっちゅう言われることです。これは、皮肉混じりも多々あるのでしょうけど、悪いことではないんじゃないかなと。

せっかくの機会なので、当日は「一人ひとりにとって、ほんとうに心地よい時間の使い方って何?」を考える時間にできればと思っています。

2012年8月11日 (土)

双曲線上のカルテ

雪組日本青年館公演「双曲線上のカルテ」観てきました♪

原作は渡辺淳一氏の小説「無影燈」。テレビドラマにもなっている。
前の晩に原作を読み終えたばかりの私、小説自体はとても面白くて、一気に読み進んでしまった。
だけど、あまりの哀しいラストに気分は見事にどよよーん(´・ω・`)

生々しい医療の現場が舞台だし、おまけに、渡辺淳一作品ならではの性描写も満載(ただしこの作品に関しては、必要不可欠なものと理解できる)。普通に考えるとあんまりタカラヅカ向きとは思えない…。
いったいどうやってタカラヅカで舞台化するんだよぉーと思いながら劇場に向かったんだが、結論からいうと、原作を尊重しつつも見事にタカラヅカ的に脚色し直されていて、そのこと自体がとても興味深い作品だった。

プログラムの記載によると、これは石田先生が自ら、「早霧主演のために」選んだ題材らしい。
でも、「ハプスブルク帝国の皇妃の話」や「イタリアはヴェローナの若者たちの話」と違って、身近にがん患者がいたり、自分自身に闘病体験があったりする人が客席にいくらもいる話である。事実、自身の体験と照らし合わせて不愉快な思いで観劇した人もいるようだった。そういった体験は極めて個人的なものであり、いくら気を使ったとしてもそういう人が出て来ることは避けられない、そんなリスクの高い題材をあえて選ぶところが、さすがチャレンジャー石田先生である。

一幕は、凪さま革命家のサービスシーン(迷彩服似合い過ぎ!)は別として、なんだかんだで原作がかなり尊重されていたように感じた。
中でも、ピザ屋のチェーザレさん(原作では、寿司屋の石倉さん)のくだりが、消化不良ながらも、スルーされずに取り入れられていたのには正直びっくりした。すみれコード的に絶対無理だと私は思っていたのだが…。賛否あるだろうが、原作の中でも重要なエピソードがタカラヅカ版にも取り入れられたのは私は良かったと思う。また、

「死ぬからだ」
「身代わりになれないことを知っているから、言えるのだ」

など、原作で主人公らしくて好きだった台詞は、舞台でもやっぱり印象的だった。

でも、二幕以降は一気にタカラヅカ色満載で展開。
フェルナンド先生(早霧)のおかげで救われる人続出で、かなりヒーロー。
院長に隠し子がいて、娘の再生不良性貧血を救うくだりは原作にはまったくない、タカラヅカ版のオリジナルだ。
ベルナルド(久城あす)たちはすっかり改心して第二の人生踏み出しちゃうし(原作では治療費踏み倒してトンズラ)、「本当に愛したのはモニカだけ」となるし(原作の2人はもっとオトナの男女関係だ)、おまけにフェルナンド先生、天使のおかげで天国にも行けちゃうし!
私も観終わった後は「ああ、フェルナンド先生、悪くない人生だったんだな、良かったな…」と納得し、温かな気持ちが満ちあふれて来て、やりきれなかった気分もすっかり持ち直してしまったのだ。どんな悲劇でも最後には観客を必ずハッピーな気分にしてみせる、これぞタカラヅカパワーだと改めて恐れ入った。

出演者でいうと、まず、組み替えで来た夢乃聖夏と、娘役に転向した大湖せしるが水を得た魚のような大活躍。
ともみんは、このところ取って付けたような役ばっかりで気の毒だったけど、久々に「ともみんならでは」の役をみせてもらったような気がした。熱いパッションと正義感にあふれるランベルト先生がぴったり。
せしこは美人! 超絶美人!! 噂には聞いていたけど、これからの雪組娘役陣を観る大きな楽しみが増えたなーというレベル。
二人の転機に幸あれ、と願うばかりだ。

専科から出演の夏美よう&五峰亜季の院長夫妻がいい味を出してた。
夏美さんは、「いかにもそのへんにいそうなおじさん」風味が出せるタカラヅカでは貴重な役者さんだと思った。
五峰さんは全体的にお笑い担当に徹していたけど、愛人母子に「ありがとうございました」と頭を下げるところでは泣かされたなあ。個人的にはあそこが一番泣けました。

フェルナンド先生の死がわかり、遺書が読み上げられ、すすり泣きの声が漏れる中、客席から登場した院長、
「ロザンナが、怖いんだ…」
その瞬間に客席一転して大爆笑! その触れ幅のすごさに私はダーイシパワーの真髄をみた気がしたのでした。

それにしても、フェルナンド先生とランベルト先生みたいに、対照的な2人のイケメン医師がいるような病院がホントにあったら、ぜったい通うと思うな。

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