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2011年1月の記事

2011年1月31日 (月)

【アサヒコム】1月に書いたもの

今月の「アサヒコム舞台」で書いたステージレビュー・インタビュー・ヅカナビをお知らせします。

ご意見・ご感想、「こんなインタビューやって欲しい」などなど大歓迎でございます。どしどしお寄せください。
待ってます!!

【ステージレビュー】

■あの大ベストセラーを舞台化! 「銀河英雄伝説」開幕
http://www.asahi.com/showbiz/stage/spotlight/OSK201101090045.html

■めくるめく宝塚の夢、「DREAM TRAIL」が開幕
http://www.asahi.com/showbiz/stage/spotlight/OSK201101250091.html

■宝塚OGが魅せる任侠の世界 「次郎長三国志」
http://www.asahi.com/showbiz/stage/spotlight/OSK201101250086.html

【インタビュー】 ※全文は有料記事となります。

■アサヒ・コム舞台 インタビュー
宝塚歌劇団元トップが大挙出演、「次郎長三国志」上演
http://www.asahi.com/showbiz/stage/spotlight/OSK201101240070.html

■Astand スター☆ファイル
「勢揃い、清水港 次郎長三国志」に出演 榛名由梨・汀夏子、対談の全文
http://astand.asahi.com/entertainment/starfile/OSK201101240075.html

【ヅカナビ】

■宝塚宙組「誰がために鐘は鳴る」
 4日間の「凝縮された愛」を堪能しよう
http://astand.asahi.com/entertainment/starfile/OSK201101190026.html

2011年1月29日 (土)

ミュージカル「アンナ・カレーニナ」

ふと思い立って見て来ましたです。シアタークリエで上演中の「アンナ・カレーニナ」。
アンナ瀬奈じゅんさんバージョン。

終わった後の印象を、ひとことで表現するなら「どよよ~~んげっそりて感じですか(笑)

いやーアンナってほんと身勝手で愚か過ぎるよ。いやだから「不倫はいけません、喝!」じゃないのです。むしろ、自分自身のなかにも潜んでいるであろうドロドロな部分を見事に抉り取られ、鏡に映し出されてるみたいで…切なかった。

瀬奈さんのアンナ、前半はちょっと健全過ぎるんじゃないかと思ったんだけど、ラストは壮絶で見事な女優っぷり。ああ人が破滅していくってこういうことなんだなと。歌も、とくに高音部がきれいだった。歌って持って生まれた声に左右される部分も大きいし、瀬奈さんご本人もかつて「決して得意じゃない」とおっしゃってたから、ものすごく努力されたんじゃなかと思う。この姿勢はプロとして見習わなくてはと僭越ながら思ったな。

ヴロンスキー伯爵の伊礼彼方くん、最初に登場した瞬間からおおおーっ!と目を見張るカッコ良さ目がハート このヴロンスキーという役、共感が得にくい役どころだけに、「有無をいわさぬカッコ良さ揺れるハート」こそが勝負のポイント。しかも私、世間でも最も「軍服姿」に対して評価の厳しいクラスタに属する人間でありますが、文句なし。あーいう人が満員電車に乗ってたら、アンナじゃなくてもときめいてしまうに決まってると納得。

かつてタカラヅカ版でも大人気だったカレーニン氏が、今回もまたまた大人気みたい。世の多数派の倫理観にも合う人だしね。だいたいカレーニンのように真面目一徹でシャイなタイプのほうが、ヴロンスキイのような情熱全開タイプより、日本人ウケはいいのかもしれません。演じた山路和弘さんは、頑固さ、貴族のプライドといった外側の堅い殻と、その内側にある孤独、弱さ、優しさのバランス具合が絶妙ですごく巧かった。

ただ、敢えてアンナの側に味方していうならば、もう少しだけ嫌な男のほうが芝居全体のバランスとしてはよかったんじゃないかなーとも思ったり。あれではカレーニン氏が素晴らしすぎて、アンナがほんとにただの自分勝手なバカ女にしかみえなくなってしまう。世間の「夫」という人種は、家では「メシ・風呂・寝る」しか言わなかったり、脱ぎっぱなしにされた靴下が臭かったり、マジで妻をうんざりさせる部分もたくさんあるのではないかと思うので(笑)

キティー役は遠野あすかさん。タカラヅカでトップ娘役になってからはシリアスな役どころが続いていたから、久々にコミカルな彼女が観られてうれしかった。レイヴィン役の人がこれまた小説から抜け出てきたみたいにぴったりなイメージで、誰かと思ったら「宝塚BOYS」の葛山信吾さんだったのですね。

このほかアンナの兄で最も現実的な結婚観を持つスティーバ役に山西惇さん、貴族社会代表みたいなベッツぃーに春風ひとみさん。最近のミュージカルって、脇役陣に至るまで実力派が揃ってて、ミスキャストがほとんどない。昔に比べたら層が厚くなったんだなとしみじみ。

各キャストのナンバーもそれぞれに意味深で聴き応え十分。回り舞台をうまく使ったセットも面白かった。全体として密度の濃い舞台だったけど、そこから何を受け取るかは、おそらく観る人の人生経験や価値観によってすごく違ってくるだろうな。

ある人(たぶん若い女性)は「結婚するのが怖くなった」ってつぶやいてたけど、確かにそうかも…いや、逆に後学のために是非観ておくべきかもしれない。それに、キティーとレイヴィンのような「当たりクジ」を引けるかもしれないんだしねウインク

2011年1月14日 (金)

「ダンシングヒーローズ!」涙の理由

大評判のバウホール公演「Dancing Heroes!(ダンシングヒーローズ)」観てきた。
事前にツイッターを読むと、観劇した人がことごとく号泣してくる。それも、1幕の幕間から。
いくら素晴らしい舞台でも、ダンスの公演で涙するなんて、そんなことってあり???
半信半疑で臨んだのだけど、いざ観てみたら本当だった・・・泣き顔


帰りの新幹線のなかで、この涙の理由を考えてみる。

この公演に出演しているのは、月組のダンスリーダー、桐生園加さんを筆頭にした、精鋭ダンサー18名。
踊れることはタカラヅカの舞台での重要スキルのひとつだ。でも、スターシステムをとるタカラヅカでは、ダンスに秀でているからといって浮かばれるとは限らない。むしろ、地道な職人的ポジションにおかれてしまう人も多い。今回主演の園加さんがまさにそうで、このところのお芝居ではどうもぱっとしない役が続いていた。忸怩たる思いをしているファンの方も多かったと思う。

だけど、この公演は違う。
18名が最も得意とする、ダンスそのもので魅せる舞台なのだ。
水を得た魚魚のような18名が、自らの最大の武器であるダンスでもって、シンプルに、ストイックに客席に挑んでくる、その姿こそが、涙たらーっ(汗)を誘うのではなかろうか。

これぞプロとしての意地、プライドのなせる技ではないかと思った。
それは、どんなジャンルにおいても、プロとしてやっていこうとする人が見習うべき姿勢のようにも感じた。


とくに印象に残ったことをざっと挙げておくと・・・。
赤い靴の愛希れいかさんのソロ。ダイナミックな踊りっぷりと肩幅はやっぱり男役さんだと思った(笑)
圧巻の和太鼓の場面。「春櫻賦」という作品にも和太鼓の場面があって、以来、林英哲さんの舞台も何度か観たりしている私だが、この場面はほんとにスゴイ。
アメージンググレイスの歌に乗せた娘役さんだけのナンバー。娘役ダンサーだけで魅せる場面をもっともっと増やしてほしいと思わせる場面だった。
今回、二番手格の宇月くんの対でがんばっている貴千碧さんがとってもキラキラぴかぴか(新しい)してみえた。
プログラムに書かれている演出の三木先生のコメントの気合もすごい。


そしてそして、なんといってもラストの園加さんのソロ!!!
自分で振付した場面って、ここですよね?(違ったら教えてください)
やっぱり自分の肉体のことを一番よくわかっているのは自分だから、まさに「踊らされている」んじゃなくて「踊っている」、自らの内から湧き出てくるものをストレートに表現してるって感じがした。


ホームグラウンドの500人というキャパの劇場で成功したものが、東京のもっと大きな劇場でうまくいくとは限らない。だから安易に「東上して」とはいわないようにしている。

それでも、この作品は「東京でも上演してほしい」と思ってしまった。
その存在意義を、より多くの人に問いかけてみて欲しい、なんかそんな気がするのだ。

2011年1月 1日 (土)

あけおめ2011

新年あけましておめでとうございます富士山

いつも通り地元山口県(周南市)でお正月を迎えています。
こっちは寒い…なんで東京より寒いんだ涙

元旦は遠石八幡宮に両親、妹と初詣。
免許を取ってからは、行き帰りの運転は私が担当。
今年も、しめなわつけたBMWでウサギのごとく疾走してまいりましたっ車(セダン)ダッシュ(走り出す様)
(嘘:どっちかというとカメ)。
おかげで父は朝からビール飲めてますビールウインク


2010年は、

・眉の手入れをするようになりました。
・ツイッターでたくさんの新たな出会いがありました。
・ほんの少しですがネトゲ廃人になりました。
・宝塚歌劇検定1級にギリギリ51点で受かりました。
・ツケで飲むことを覚えました(?)

なりゆきで過ごしたわりには、リアルでもバーチャルでも出会いに恵まれて、ほんとありがたい1年でした。だから人生って面白い。

新しい年はどんな1年になりますことやら。
初詣で引いたおみくじには「我欲を捨てろ」と書いてありましたが、それは無理あせあせ 
せめて自分のワガママっぷりを正しく認識して、うまくコントロールできるようになりたいものです。それが今年のテーマかな。

2011年が皆さまにとって素敵な1年でありますように…ぴかぴか(新しい)
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

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