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2010年12月21日 (火)

忘れられないアドバイス

今年9月、とてもお世話になった菊池三郎さんが亡くなった。

亡くなってしまう方への感謝の気持ちを表すのって難しいよね。なにせ本人はもうこの世にいないわけだし。
せめて少しでも菊池さんの足跡を留めておきたいといった思いで、この日記を書いております。

菊池さんはもともと、とある上場会社の社長をされてた方。引退してから、法政大学をはじめとした学生さんたちのメンター役をずっとされていた。
孫ほどに年の違う学生に対しても絶対に上から目線になることなく、いつも親身になって話に耳を傾けておられた。

私が菊池さんと知り合ったのも、そんな頃で、以来私も、大きな選択を迫られるたびに菊池さんに相談しにいくのが常だった。

中でも、絶対に忘れられない名言が2つ。

「時が解決してくれない問題もある」

そして、

「男の価値は土壇場で決まる!!」

いずれも私がリコンの危機に瀕したときのアドバイスだった。この2つの言葉がその後の素早い決断を促したことはいうまでもない。似たような問題に直面している人は是非参考にしてください。

ご本人は生涯独身を貫かれた。
「心に想う女性があったのだけど、諸事情でその人と結婚することはできなかった」といった話をちらとうかがったことがある。いずれもっと詳しく聞きたいなと思っていたのだが、その機会も永久に失われてしまった。

タカラヅカ観劇も何度かご一緒したことがあり、「轟夕起子さんなら知ってますが、轟悠さんってのは初めてですねえ」なーんていわれたのも今では懐かしい。
最期に菊池さんとやりとりしたのも、タカラヅカにお誘いしたときだった。宙組公演「黎明の風」にお誘いしたところ、

「白洲次郎、正子ご夫妻のこと多少の予備知識もあり興味深い演しものと期待いたします」

というご返事メールをいただいた。
さすが同時代を生きた人のいうことは違う!と感服し、ご一緒するのを楽しみにしていたのだが、直前になって、やはり体調がすぐれないからとキャンセルになってしまった。

メールのほかに、お詫びのお電話もくださり、メッセージが自宅の留守電に吹き込まれていた。
結局その留守電が、菊池さんの声を聞いた最期になった。
ドタキャンになってほんの少しむっとしてしまっていた私は、折り返しの電話をしなかった。今となっては、その心の狭さが悔やまれてならない。

せめてもの気持ちの整理に、あさっての休みあたりにお墓参りにいってくるつもり。
当時お世話になってた(元)学生の子たちと一緒に。
お墓は、港区愛宕の青松寺にあるそうです。



※もしや、菊地さんにゆかりの方、お世話になった方がこの日記ご覧になるかも…ということで、実名で表記させていただきました。

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