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2010年9月 6日 (月)

ヅカヲタ道を行く・その1(初演ベルばらの主人公は?)

勢いで宝塚歌劇検定の1級を受けることにしてしまった私。
ふと気づいたら試験まで1カ月切ってる~げっそり

今更じたばたしても始まらないので、あと1カ月は、日ごろなかなか見られない古い資料なんかにできるだけ目を通し、「へー」とか「ふむふむ」とか言いながら過ごすことに決めました。

驚いたことは書きとめていくので、多少なりともヅカヲタ道を極める皆さんのお役に立てば幸いです。試験の役にたつかどうかは知りませんけど。

今日取り上げるのは「宝塚ステージアルバム・1975年版」。かの「ベルばら」が初演された1974年(昭和49)の舞台を振り返った貴重な一冊・・・ということで、お借りしてきたもの。

この中に、「『ベルサイユのばら』はかくして生まれ、花開いた」という一文がある。今でこそタカラヅカの王道みたいにいわれる「ベルばら」だけど、これを読むと、当時としては王道でもなんでもなく、むしろ今でいう「逆転裁判」や「メイちゃんの執事」のようなチャレンジだったことがよくわかる(「メイちゃんの執事」はマーガレットの連載だから、まさにドンピシャやね)。

で、びっくりしたのが、ここで転載されている当時の新聞各紙の劇評。出演者の寸評がすべてマリー・アントワネット(初風諄)→フェルゼン(大滝子)→オスカル(榛名由梨)の順で書かれていることだ。

つまりこれって・・・初演版ではマリー・アントワネットが最重要人物だったってこと?
確かにポスターも、アントワネット様を中心に、右にフェルゼン、左にオスカルという配置で撮影されている(検定基礎ガイド166p)。

男役トップスター至上主義の今だと考えられないことだし、当時だって他の作品はほぼ男役が中心のようだ。「ベルばら」もその後の続編は、オスカル・フェルゼン・アンドレのいずれかが主人公になっていくのだし。

だけど、「ベルばら」の初演版に限っては、アントワネット様の生涯を描いた漫画版に忠実につくられていたのかもしれない。

いまどきのヅカ版ベルばらは、オスカルがペガサスに乗って登場したり、アランやジェローデルが主人公になっちゃったりと、アレンジし過ぎ(?)なものしか観られないから、おそらくノーマルだったに違いない初演版を観てみたいような。
それとも、今見たら「物足りないっ!」と思ってしまうのだろうか??

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