赤裸々授業
法政大学の佐野哲先生の講義「キャリアデザイン入門」に、ゲスト講師として参加してきた。
この講義のテーマは、ズヴァリ!
「カイシャで積むキャリア、脱カイシャで伸ばすキャリア」
である。
半年間、14回におよぶ講義では、前半に「カイシャの仕組みと働き方」「カイシャのなかでの異動と昇進」「給料はいくらもらえるのか?」が語られ、後半戦でいよいよ、「脱カイシャ」での働き方ってどうよ?という話に突入するという展開になっている。
ドライで現実主義な佐野先生らしく、自己啓発書的なキレイ事はいっさいなしだ。
だが、そのほうがかえって学生たちには受けるのだろう。
ううっ、私もこの授業受けたいぞ!
で、私はこの後半戦の1コマで、「脱カイシャ」チームの一員として登板、というわけだ。
講義の最初に、自己紹介として、学生時代からシュウカツ、R社時代、そしてカイシャ辞めてから今に至るまでの話をして、その後は「個人事業主・出版業界・女性」という3つのキーワードをもとに、佐野先生との赤裸々トーク。
ドライで現実主義な佐野先生からの質問は容赦がなく、私もできるだけ率直に応えるようにした。
この講義では、最後に「リアクションペーパー」という感想文を提出しなければいけないのだが、その内容から察するに、学生さんたちにウケた(というか、強い印象を残した)ネタは、
◆シュウカツで新聞社に総落ちした話(東大卒でもそういうことあるんですね・・・って、あるさ!)
とりわけ、某NK新聞で最終面談まで行き、健康診断まで受けたのに落とされた話はウケていた。
◆R社入社後、ぜーんぜん希望じゃない部署に配属されて失意の日々を過ごしたが、そのときの経験が、独立した今はすごく役立っているという話(イヤな仕事でも、がんばっていればいいこともあるんだぁ、と希望を与えたみたい)。
◆「印税長者のウソ」の話(モノ書きってそんなに儲からないのか
・・・と衝撃を与えていた)
◆同じマスコミでも、新聞雑誌は「短距離」、書籍は「マラソン」というたとえ話。
また、受講生のなかには女の子の割合が半分以上だったから、「女性」というキーワードの部分は、バツイチなこと、背水の陣だからがんばれたのかもしれないこと、「子どもを持つ」という選択肢に向き合う悩みに至るまで、とりわけ赤裸々に語ってしまった。
正直、これは勇気がいったが、結果はすごく手ごたえがあって良かった。やっぱり女の子はみんな、
「やりがいのある仕事はしたいけど、いい結婚もしたいし、子どもだって欲しい。できるのかなぁ」
と、不安に思っているのだ。そんな彼女たちのモデルケーススタディの材料としてお役にたてるのなら私は全然構わない。たとえ反面教師であってもね。
今後の機会があれば、また是非やってみたい。
以前、日記にも書いた「歯磨き粉の補充」の話が大受けで、
「ボクも結婚したら、きちんと歯磨き粉を補充したいと思います」
と感想を書いていた男子もいたなあ。
よしよし。がんばって、いいダンナになってくれ~~~
これも「少子化対策」への小さな貢献かも?
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