発売中!

  • 深く楽しく面白く!
  • 100年の伝統と挑戦!
  • 歌舞伎・歌劇・レビュー・バレエ・日本舞踊・ミュージカル・2.5次元……が「タカラヅカ」になるまで
  • 「タカラヅカ流・愛の方程式」を読み解きます
  • 「日本物」への偉大なる愛!
  • 100周年を祝してこの1冊!
  • 割とマジで勉強になります!
  • 清く正しく美しいヅカファンライフのすすめ
  • タカラヅカ100年の伝統と変化をたどる!
無料ブログはココログ

« 時間がないワケ | トップページ | ヤフオクは人生の縮図 »

2009年5月25日 (月)

だめんず源太

5月文楽公演、第2部の「ひらがな盛衰記」。
源氏の武将、梶原源太景季が、勘当の身から見事に戦に出陣していくまでを描いた物語だ。

この梶原源太景季クン、文楽のイケメン二枚目役に必ず使われるかしら「源太」の名前の由来のもととなった人物である。

※かしら「源太」はこれね↓
http://www.lares.dti.ne.jp/~bunraku/mystery/ningyou/tatiyaku/gennta.html

この「源太」というかしらを使う役というのは、イケメンなんだけど、なんだかだめんずっぽい男が多いのだ。
そして今回も、本家本元の「源太」だけあって、そのキャラもやっぱり究極のだめんずだった。

勘当中は、恋人が傾城となって養ってるし(つまり、ほとんどヒモだな)。彼女に廓づとめでさんざん苦労させても平然としてるし。

そのくせ、彼女(傾城梅が枝)の父を殺したのが、じつは源太の父親だと判明したときも、「父の仇を討つべきか、彼との愛を取るべきか」と身を引き裂かれる思いの彼女に対して、

「残念ながら女に敵を討たれるオレ様じゃーないぜ。あきらめて尼にでもなるんだな」

とか、いっちゃうし。ヒドいなぁ~ふらふら

極めつけは、豊竹英大夫さんが語った「辻法印の段」だ。
一の谷の合戦に馳せ参じて人生を一気に挽回したい源太は、なんと知り合いの怪しげな占い師に「弁慶」のフリをさせて、百姓たちを騙して米をかき集めて金の工面をしちゃうっていう。
ホント笑える場面だったけど・・・これって「詐欺」ちゃうの~あせあせ(飛び散る汗)

でもでも、最後は母と恋人の深~~い愛の力ハート達(複数ハート)により、金銭問題も人間関係の問題もすべて解決!
さっそうとした武者姿で、出陣していくのでした。
めでたし、めでたし。

今月は忠義のために無駄に死ぬ人が誰もいないストーリーで、ホントよかったです。


そして一句。
「イケメンは 何をやっても 許される」

« 時間がないワケ | トップページ | ヤフオクは人生の縮図 »

文楽」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: だめんず源太:

« 時間がないワケ | トップページ | ヤフオクは人生の縮図 »