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2009年1月12日 (月)

キモノでカラキョー

年末の某パーティーで超久しぶりにキモノを着てみたところ、あまりにグチャグチャな着付けになってしまい愕然としたのと、それでも「意外と着れるじゃん」という自信とが入り混じった気分になり、今年こそはキモノを着る機会を増やそう~と思ったりしている。

というわけで新年初観劇@東京はお着物で行きました。
演目は宝塚版「カラマーゾフの兄弟」。

光文社の新約文庫は全5巻累計で100万部を超えたとか、最近は「カラキョー」っていわれるほどの愛されぶり。プログラムの表3にいきなり光文社が広告出しててびっくりした。

「衝動」のドミートリー(水夏希)、分裂気味イワン(彩吹真央)、良い子の仮面をかぶったアレクセイ(沙央くらま)、不気味ちゃんスメルジャコフ(彩那音)、「娼婦」そして「聖女」なグルーシェニカ(白羽ゆり)、頭デッカチ女のカテリーナ(大月さゆ)。

これぞまさに「正しい雪組の使い方(←ニコ動的いいまわし)」といえる充実の舞台でありました。

極めつけは、ポマードつけすぎのエロおやじ、フョードル(未来優希)でしょ。
リザヴェータを押し倒すシーンはマジでヤバかった。すみれコードっていったい・・・あせあせ(飛び散る汗)
そしてグルーシェニカの胸元に伸びるヤらしい手にオペラグラス釘付け!!(何みてるんだか私あせあせ


原作との違いでいうと、アリョーシャ(アレクセイ)じゃなくドミートリーを主人公に据えている点が一番の違いで、そのほか、

◆ラスト、ドミートリーは陪審員に裁かれるのではなく、自ら有罪を認め、すべての罪を背負ってシベリアに向かう。(これでドミートリーのカッコよさ倍増ハート達(複数ハート)

◆原作の重要人物であるゾシマ神父、および子どもたち(イリューシャやコーリャ)はまったく登場せず。(アリョーシャが主人公じゃないから仕方ない?)

◆ドミートリーの弁護士フェチュコヴィチは原作ではモスクワから来た鳴り物入りでやってきた天才弁護士。無銭飲食とか絶対しない。

◆チェルマシニャーの領地を巡るドミートリーとフョードルの争い、設定がかなり違ってた。

◆「イワンの幻覚」は、もちろんいない。(分裂症気味のイワンを表すうまい演出だ)

などなど。

もちろんタカラヅカ風な短いフィナーレはついていて、これがいきなりの昭和歌謡ショー風で、ついていくのが大変。「ロシア」→「トロイカ」という発想はいくらなんでも安直すぎやしないか(笑)
そして女子の衣装が演出担当サイトー君好みだったのも笑えた。
(劇中でミニスカ隊が登場しなくてよかったよ)

でも、個人的に一番ウケたのは、二幕冒頭の「大審問官マーチ♪」です。

これ原作の第二巻、イワンが自らの無神論をアリョーシャにたとえ話で語る「大審問官」という章からきているのだけど、あまりに長くて難しげなので、正月に原作読んだときも思わずまるごと飛ばしてしまった場所だったのです。
(「ゆみこちゃんは熟読してるんだろーなー」と思いつつ)
これがいきなりミュージカル風になっちゃってたからのけぞった。
さすがタカラヅカ! これぞタカラヅカ!!
亀山先生もさぞや驚かれたことでせう。

帰宅した今も「大審問官~♪」「大審問官~♪」のメロディーが頭から離れない私です。
今晩、もう一度「大審問官」の章をちゃんと読み返してみようっと。

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