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2008年10月 6日 (月)

勝間和代の「読書進化論」

まずこの本、タイトルと中身がぜんぜん一致してない。「出版業界進化論」に変えたほうが良いね。(ま、そうしたら売れないけど)

なにしろ、本の「書き方」や「売り方」に関する記述が本書の半分以上を占めている。逆にいうと、著者や編集者、出版プロデューサーなど「本を出す側」の人は一度は読んだほうがいい。
「いまどきの著者でここまでやる人がいる」ことを知っておおいに刺激を受けるべきだ。


以下は印象に残ったフレーズのメモ。

◆たとえ1500円の本であっても、いつも10万部売れるとすれば、流通全体では1億5000万円の売上になりますから、戦略的な資源配分がいろいろ可能。

(ごもっとも!・・・でもその一方で、小さく売って小さく儲けて継続していくのも出版業界のやり方では?)

◆新聞広告にも特別URLを準備して、読者の興味を引っ張っていきます。

(ウェブと連動させれば、本の限られた紙面に縛られることなく、より興味を持ってくれる読者を深いところまで引っ張れるという手法は当たり前のようでいて、まだまだ開拓の余地がありそう。この本もその手法が各所に散りばめられている)

◆正直、私は自分でマーケティングを手がけてみたところ、「本もかけた手間ひまに応じて、普通に売れるじゃない」と思いました。

(結局そういうことなんだよね。それをやってないで「本が売れない」などとほざくなって感じ)

◆(紀伊国屋書店の担当者の話より)失敗するかなぁと思う本の特徴は3つ。テーマが似すぎている、出版の間隔が近すぎる、パッと見ての印象で中身が以前の本と近すぎる。

(そうそう、粗製乱造は良くないっす)


この本のなかに、勝間さんのデビューを実質的に後押ししたディスカバー21の干場弓子社長とのお付き合いの経緯がかなり長めに紹介されている。
これはとくに「本を出したい」と思っている人には参考になる。著者デビューってこういうことなのだ。干場さんのように長い目でみた付き合い方を著者としてくれる編集者が、今少なすぎると思う。

勝間和代さんって、文楽とか宝塚なんて観そうもないし、友だちにもなれそうもないタイプだけど、案外マジメで地道な人なんだろうとも思う。
ベストセラーメーカーは一日にしてならず・・・彼女の場合も、運が良かったというよりは、「ムギ畑」(勝間和代がずっとやってるワーキングマザーのコミュニティ)の頃からの積み重ねが花開いた結果でしょう。

◆好循環を生む基本的な仕組みは「まじめに作って、まじめに売る」

・・・結局はそういうことなんだよね。


ただ、勝間さんの本ってどうしてもじっくり読もうって気にならない。ユーモアとかエンタメの要素が完全に欠落してるから、「読んで楽しむ」というよりは、自分に必要な情報をささっと拾い集める感じになってしまう。

まあ勝間さん自身ザッピング的な読み方を推奨してるから、矛盾はないともいえるけど(笑)

次回作としては、「勝間和代の、家事の効率を10倍アップする方法」あるいは「勝間流・スピード婚活&離婚術」を希望します(≧∇≦)

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コメント

あーごめんなさい。へんなところにコメントつけちゃいました<(_ _)>

ご無沙汰しています。
お元気ですか?

勝間さんてどうして売れっ子になっているか不思議な方ですよね。頭が切れることは確かでしょうが、面白くはないし、美人でもないし・・。

ただ、マーケティングが上手ということかもしれません。ビルゲイツもプログラミングの天才というよりも、売れるプログラムを探し出しマーケットへ提供することの才能で財を築いたと言われていますから。

その意味では、「勝間流・スピード婚活術」は出版されるかもしれませんね。著者は中本さんかもしれませんが・・

≫すきめしさん

ノープロブレムです(^^)


≫矢田さん

「美人でもないし」の部分に関しては、この本の211~2pに記述があります。
「(女性は)美人かどうかはともかく、こぎれいにしているだけで平均点以上はとれる」んだそうですよ。

ブログが面白いので、バックナンバーも読ませてもらっています。
「勝間流・スピード婚活&離婚術」に大笑い!
ぜひ、出版してほしいですね。
毎日新聞のサイトで「勝間和代のクロストーク」で勝間さんは「早婚のススメ」と題して議論が交わされていますが、なかなかおもしろいです。

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